どうもよゐこパンダです。
いや~~この感覚久しぶりです。
言い訳しますと最近バリバリ忙しすぎてブログをサボって止めていました。
まあ忙しいだ言い訳になるんですが、そのなかでもアウトドアに関しては知識付けなどやってこれたので
また今までのようにぼちぼち更新できたらなと感じております。
はい。ということで本日は冒険用品の「ヨコザワテッパン」を購入してみたので、シーズニングから調理までの流れをここに記していきたいと思います。
格安テッパンに関する記事もこちらで書いていますので興味のあるかたは是非参考にしてください↓↓

ヨコザワテッパンとは?
まずヨコザワテッパンの概要とスペックについて記載していきたいと思います。
ヨコザワテッパンとは?

ヨコザワテッパンは株式会社ジェットスロウの登録商品である調理用鉄板のことを指します。
アングラーの横沢鉄平氏が考案した鉄板で、携帯性に優れ簡単に調理できるといったポイントをウリとしています。
「この鉄板で肉を焼こうよ」
当時の横沢氏はそう言っていたそうですが、小さく薄い見た目からそれほど期待されていなかったようですよ。
しかし、横沢氏の必死の宣伝の甲斐もあって現在では売り切れ必須の商品となっています。
ヨコザワテッパンのスペック
次にヨコザワテッパンのスペックについて記載しておきましょう。
・商品名:ヨコザワテッパン
・素材:鋼鉄
・サイズ:A5サイズ
・厚さ:5㎜
・重量:約1キロ
・付属品:専用袋、金属コテ、アルミ製やっとこ、防錆用紙
ヨコザワテッパンを使う前に…
調理用器具全般に言えることですが使用前にシーズニングと呼ばれる儀式を行う必要があります。
ここではヨコザワテッパンを使用する際のシーズニング方法について解説していきます。
そもそもシーズニングって?
シーズニングとは、工業用の油をとり、食用の油膜で表面をコーティングすることを言います。
油膜でコーティングされたテッパンは焦げ付きを最大限に抑え、かつ錆びにくくなるといった特性を持つようになります。
この作業はめんどくさいですが、テッパンという道具の寿命を延ばし、特性を持たせる命を吹き込むような作業ですから、できる限りシーズニングはするようにしましょう。
準備するもの
次に今回シーズニングした際に使用したものを書いておきます。
アウトドア用ガスバーナ

まずこれは必須です。今回僕が使用したのは「PRIMUSの2243バーナー」になります。もちろん他のバーナーでもいいですが、テッパンを置いたときできるだけ安定するようなものをオススメします。
特に熱くなったテッパンが落ち、下のガス缶にぶつかろうものなら爆発事故が起きてしまう可能性も否めません。そういった点から、バーナーとガス缶が離れた場所にある「分離型バーナー」を選択するのが賢明といえるでしょう。
ガス缶

こちらに関してはOD缶、CB缶はバーナーにあった専用の物を使用しましょう。
ただし季節に応じてノーマル缶かハイパワー缶かを使い分ける必要はあります。
この件に関しては下記の記事を参考にしてください。

エプロン
油飛散防止のエプロンです。これに関しては何でもいいですがアウトドア好きならアウトドアっぽいのを購入しましょう←どんなんやねん!!
ちなみに僕が使用しているのはワークマンのアウトドアエプロンです。
ワークマンは安くアウトドアメインで作られているものも多く、その割にネームブランドもあるのでオススメです。
防熱手袋
火傷防止です。テッパンは非常に暑くなっているので必ず手袋をしましょう。
手袋もワークマンで購入しました。こちらもなんでもいいのですが、ワークマンのアウトドアコーナーに置いてある牛革性の物だと信頼できるのでそれにしました。
オリーブオイル
塗布用食用油です。この油がヨコザワテッパンをコーティングしてくれます!
付属やっとこ
テッパンを持つときに使用します。僕の場合、付属のやっとこを使用しましたがこちらは注意が必要です。
この付属やっとこ、耐久性がなさそうなうえにハサミ面が丸く安定しない…つまり使いづらく危ないのです。
後に記述しますが、このやっとここそヨコザワテッパン最大のデメリットとなります。
今回はやっとこを使用しましたが、別のものを購入するなど考えていく必要があります。
食器用洗剤とスポンジ
工業用油を落とすときに必要になります。家庭に一つはあるとは思いますが念のため記載しておきます。
さて、以上がシーズニングする際に必要な道具となってきます!念のために準備物をまとめときます。
- バーナー(安定した分離型がおすすめ)
- ガス缶(バーナーと同じメーカーのもの)
- エプロン
- 防熱手袋
- 食用油(オリーブオイル)
- 付属やっとこ
- 食器用洗剤とスポンジ
集めましたか?集めたのであればさっそくシーズニングしていきましょう!!
シーズニング開始
では、さっそくシーズニングを行っていきたいと思います。
①工業用油をとばす!

最初に行うのは工業用油を飛ばす作業です。
まずはこの作業を行います。購入したばかりのテッパンには錆防止のため工業用油が添付されています。
これをとばして洗い、次の工程で食用油で被膜を作るのが狙いです。
工業用油の飛ばし方ですが、バーナーの上で熱するだけでOK。
加熱するとテッパンの色が変化してくるので、変化したなら工業用油が飛んでいるということです。
両面しっかりおこないましょう。(※熱くなったテッパンを落とさないように注意しよう)
工業用油が飛んだら、自然と冷えるのを待ってください。急激に冷やすとテッパンの損傷につながりますので、自然に冷えるのを待ってください。
②洗剤とスポンジで磨く
指で触れるくらいまで冷えたら、いったん洗剤とスポンジで磨きます。
表面に残った油を落とすためにもしっかり洗いましょう。
③食用油を塗布する

次にコーティングの被膜となる食用油を塗布する作業になります。
食用油をテッパン全体にまんべんなく薄くぬりたくります。
この時食用油の種類に悩むと思いますが、基本的になんでも大丈夫なようです。
一般にはオリーブ油を使用したほうがいいと言われています。
しかし、サラダ油の方が適しているという意見もあるのです。
その理由を下の表にまとめてみました。
油の種類 | 特徴 | 代表的な油 |
---|---|---|
乾性油 | 空気と触れると固まる | ベニバナ油、ヒマワリ油、ぶどう油 |
半乾性油 | 空気と触れても固まりにくい | コーン油、ごま油 |
不乾性油 | 空気と触れて固まらない | オリーブオイル、なたね油 |
このようにオリーブオイルは不乾性油という種類に分類され空気中で乾燥しにくい、つまり被膜を作りにくいとなるのです。
今回僕はオリーブオイルでコーティングを行いましたが、これからされる方はこのような分類があることを参考にシーズニングを行ってください。
④もう一度加熱しよう
次に食用油をなじませる工程にはいります。
やるべきことは再度加熱するだけです。テッパンを加熱し食用油をなじませていきましょう。
加熱が完了すると時間をあけもう一度食用油をぬります(③の工程参照)
この③→④を数回繰り返すことで被膜ができます。もちろん回数の多いほうが被膜はできやすいとされていますが、その分時間をとってしまうということになります。通常は2~3回でOKだそうです。
※裏面もコーティングすべき?
さて。ここでもまたこのような疑問が湧くと思いますが、これに関しては個人の自由になります。
もちろん裏面をコーティングすることで全体的に錆びにくいテッパンを作ることができます。
しかしその分時間も取ってしまうので、時間を割いても完全にコーティングしたいという方には両面コーティングが向いていると思います。
僕の場合両面コーティングを行いましたが、まぁ時間かかりました…
それでも長く使いたいという気持ちが強いので仕方がないですね。
⑤肉を焼こう
ここまできてようやく肉が焼けます、肉を焼くことも立派なシーズニングです。
食べ物を美味しくやきながら徐々になじませていきましょう。
使えば使うほど味が出る。調理器具をよく成長させるための一番のポイントは使うことだと思います。
実際に調理してみた
はい。シーズニング完了したので実際に調理してみました。
本日焼くのは業務スーパーで購入したステーキになります。

よく加熱したヨコザワテッパンにステーキを乗っけてやきます
ものの数十秒でジュワ―――――――と煙が出て裏面に接地面に焼きあとが付きました。

さらに過熱すること数分…
全体的にやけてきました

と!ここで問題が…
肉汁がテッパンから落ちる落ちる…
まあこれもヨコザワテッパンの醍醐味ですのでここは良しとしましょう。
だいぶ焼けてきたのでハサミをいれます。ちなみにこのハサミワークマンです。

めっちゃうまそうやん♡
完成しました!!

とりあえずレモンと塩で美味しく頂きました。
ヨコザワテッパンを使ってみての感想
はい。というわけでヨコザワテッパン使用してみての感想なんですが…
GOOD!!
評判がいいだけあって、めっちゃいいですね。
フライパンや網焼きと比較
ヨコザワテッパンの他にも、スノーピークのフライパンを持っているのですが以前はそちらで肉を調理していました。
しかしアルミ製で薄いってとこもあり結構やくのに時間かかるんですよね。
普通の肉であの時間なんで、今回ヨコザワテッパンで焼いたような肉は相当時間がかかると思います。
このほかにもキャプテンスタッグのKAMADOという商品で網をつかった焼肉をしたこともありますが、こちらも時間がかかる。しかもこちらは炭を使用する製品なので時間と音がうるさいというデメリットもあります。
スノーピーク、KAMADOどちらも良い製品なんですが、焼ける速さや携帯力などの総合した利便性をとると焼肉にはヨコザワテッパンが最適といえるでしょう。
場所、携帯力、速さ、雰囲気、その辺でいろいろな焼肉用具を使い分けるといいですね。
ヨコザワテッパンの良い点・気になる点
さてヨコザワテッパンだけに絞って感想をいうと良い点と悪い点やはり見つかりました。
良い点
良い点としては以下のようなことがあげられると思います。
・肉が焼けるのが早い
・A5サイズという携帯するにも、ステーキ焼くにも丁度いいサイズ感
・レビューが高いので安心
・値段もお手頃
気になる点
逆に気になる点はこちらです。
・平面なので肉汁がしたたる(これは仕方ないので気になる人は気になるかも…)
・テッパンなので重量がある(1㎏)
・付属のやっとこが不安定すぎる←危険!!
となります。
個人的には悪い点の上二つは特に気にならなかったのですが、最後のやっとこには恐怖を覚えました。
やっとこのみは別で購入したほうがいいかも!
はい。というわけで総合的にみると、評判通りいい商品となっております。
まとめ
はい。だいぶ前から人気だったヨコザワテッパンですが、やっと入手することができました。
アングラーが考えただけあって、本当に利便性重視の設計になっております。
さて、ここで余談ですが実はこのヨコザワテッパンを購入する前に一つ悩んでいた商品がありまして…
それがコチラのMAJINというテッパンになります。
価格が1万円を超え、なおかつ大きさもさほどないこのテッパンですが、
厚さに自信があるそうです。
なんとその厚さ16㎜…
ヨコザワテッパンの3倍にもなります。
この厚さは肉を焼く力に相当するそうで、厚さのあるほうがすぐに肉をやけ尚且つ保温にも効果があるそうなのです。
しかし…
値段が!!!!!
いろいろ財布と相談して結局ヨコザワテッパンに決定しました。
でもいつかはこのMAJINテッパンにも挑戦してみたいななんて思ったりしています。
さて、さらに余談なんですが、最近テッパンが流行っているのか、地域の植木市で、地域の職人が作ったであろうテッパンが売られていました。
その名も「鍛冶屋のテッパン」

テッパンブームかーーーーーーい!
さてこの鍛冶屋のテッパン。サイズの種類も結構あり、なおかつヘラややっとこが付いてくるといったヨコザワテッパンさながらのサービスを提供してくれます。
そしてこのやっとこ…ヨコザワテッパンのやつとほとんど同じ仕様でした 笑
ん~~~なんなんだろう。
実際気になるので一つ購入してみたいと考えてますが、最近出費が激しいので熟考して手を出すことにします。
はい。だいぶ話がそれましたが、以上ヨコザワテッパンのレビューになります。
では!!

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