どうも。
よゐこパンダです。
前回に続いて、今回も八女特集ということで記事を書いていきたいと思います。
いや~八女は凄い。
普通は旅行系の記事か、アウトドア系の記事どちらかに分かれるのですが、八女に至ってはどちらも書けるんですもの…
綺麗な茶畑もあれば、星が綺麗な星野村まであり、本当に冒険心をくすぐる町です。
前回は、そんな八女でみつけた「ちょうちん堂」という八女提灯のお店の記事を書かせていただきましたが、今回は、「ちょうちん堂」の近くに新しくOPENしたカスタムロッド専門店「TSURIBITO」について書かせていただきたいと思います。
この記事は下記の方を対象としています
・福岡のカスタムロッド専門店について知りたい
・TSURIBITOとは何かしりたい
福岡八女のカスタムロッド専門店「TSURIBITO」とは?
まずは福岡県八女市にあるカスタムロッド専門店「TSURIBITO」について紹介していきたいと思います。
「TSURIBITO」について
「TSURIBITO」とは2022年9月10日に福岡県八女市にOPENしたカスタムロッド専門店のことをいいます。
本来のメーカー名はBSB。オリジナルロッドを作成するだけでなく、速乾性のある、アウトドアに適したアパレル等の製造も行っているメーカーです。
そのメーカーが八女市に新規OPENした直営店が今回紹介する「TSURIBITO」なのです。
「TSURIBITO」の目指す場所として、「釣り仲間が集う場所」というのを目標としているようです。オーナーにインタビューした際も、公式ホームページにもこの目標が書いてあったので、ぶれない強い志を持ってOPENしたことが伺えます。
駐車場はお店の前に2台止めることのできる場所があります。
営業時間は土日の11:00~19:00までです。
「BSB」について
BSBはカスタムロッドの作成をメインとして行うメーカーのことを言います。
実際にはカスタムロッドだけでなく、カスタムバケットや独自のアパレルの製造も手掛けています。
直営店もいくつか持ちその一つが今回紹介する「TSURIBITO」です。
BSBについて詳しく知りたい方はコチラの公式ページを参考にしてください。
「TSURIBITO」の目標
先ほど少し紹介しましたが「TSURIBITO」の目指すべき姿として「釣り人が集う場所」というのを目標としているようです。
特に「九州の釣り人」に力を注ぐようで、九州のほぼ中心地である八女を拠点としています。
九州にあるカスタムロッド専門店はこの「TSURIBITO」さんの他に、福岡の北九州にある「マーベリック」さんが有名です。
マーベリックさんはどちらかというと、北九州から山陰にかけて力を注いでいるので、八女にお店を構えた「TSURIBITO」さんは南九州や長崎方面の方からすればかなり頼もしい存在になるでしょう。
さて、そんな「TSURIBITO」さんですが今後どういう方向に進んでいくかが気になるところです。
後に、実際に聞いてみたことを書かせていきますが、代表者の川田修嗣さんとしては九州各地の珍しいアイテムの取り扱いもやってみたいということです。
各地域でハンドメイドのルアーを見ることがありますが、もしかすると近年この「TSURIBITO」でそれらが購入できるようになるかもしれません。
まさにフィッシング界のガレージブランドというところでしょうか。
他にも希望としては、カフェや酒場みたいなのも併設してほしいというのがあります。
古民家で雰囲気がいいので「釣り仲間を作る場所」「釣り自慢ができる場所」というコンセプトのカフェに進んでいっても面白そうです。
福岡八女のカスタムロッド専門店「TSURIBITO」を訪問
実際に福岡八女にあるカスタムロッド専門店「TSURIBITO」へ行ってみたのでレポートを書いていきます。
古民家を使った店舗はまるでカフェ
八女グリーンホテルの近くの通りにその釣具屋はあります。
ちなみに、この日はたまたま八女に遊びに来ていました。
決して狙ってきたわけではないのですが、近所の観光案内所から「面白い店が今日OPENする」と紹介を受け、足を運ぶことにしたのです。
観光案内所から少し歩いているとお店が見えてきました。
八女の歴史ある古民家を使ったカスタムロッド専門店「TSURIBITO」は、一見お洒落すぎてカフェにもみえます。
看板のクマがその雰囲気をいっそ引き立てていますが、「TSURIBITO」と記されていることからここが釣具店であることが分かります。
釣り竿を持ったクマ。
可愛らしくコミカルなこのロゴはカスタムロッド専門店「TSURIBITO」のロゴです。
お洒落さの中に、オーナーやここを訪れる人たちの夢が詰まっているように感じたのは気のせいでしょうか?
ガラス戸にも「TSURIBITO」の綴りが…
そしてブランド名であるBSBのロゴも記されています。
外観を一通りチェックした後に、いよいよ店内を拝見させてもらいます。
元気のいい熱いオーナーが迎えてくれます
店に入るなり、「こんにちは!」とオーナーたちが元気よく迎えてくれます。
この日はOPEN初日ということもあり来店している方たちにコーヒーをプレゼントしていました。
僕も一杯いただいて店内を見て回ることに…
しばらくみているとオーナ兼ロッド職人さんが話しかけてくれました。
こんにちは!釣り好きですか?
はい!めっちゃ好きです!
普段は何釣りされます?
エギングが多いですかね。最近はブラックバスもやってます!
いいですね!釣り好きな方と交流したくて店開いたので是非ゆっくり見ていってください!
たまたま八女に来たんですが釣り人の拠点みたいな店見つけれて嬉しいです。ところで何故八女に?
九州の方と一番交流しやすい場所が八女かなと思いまして。もともと唐津の方でやってたんですが仲間をみつけてようやく八女にOPENしたんですよ!
そう答えてくれたのは「TSURIBITO」の代表者であり、ロッドビルダーでもある川田さん。
目指すべき場所としては「釣り人が集う空間」を作ることと言っていました。
特にこの「TSURIBITO」では九州各地の釣り人が集うことを目標としているそうです。
そのため九州のほぼ中心にある八女に店を構えたのだとか…
九州の釣り人が集うようになったあとは、全国各地に店を構えていくのでは?と予想してますので、心より応援しています!
さて。
そんなロッドビルダーの川田さんに、店内の商品を少し紹介してもらいました。
店内はまるで武器屋!「TSURIBITO」のメインはカスタムロッド!
和風の店内には、まるでマタギの銃や日本刀のようにブランクスやグリップが展示されています。
その様子はまるで武器屋。
川田さん自身も釣り具は武器として扱っているそうです。
基本黒ベースの竿が多いでしょ?
そうですね。僕的にはカラーやペイントが好きなんですがもし作るとなれば可能ですか?
はい。もちろん!カラーやペイントはできます!僕は黒ベースのが好きで、黒ベースが多い理由は釣り具を武器として見ているからです。
なるほど。確かに並んでいるのをみると武器みたいですし狩猟道具ですもんね。
Ultimate Fishing Weaponと言うように釣り具は武器。僕たちはそう捉えています。だから武器に多い黒ベースが多いんですよ。
棚に陳列されているロッドは基本黒ベース。川田さんの話によれば、釣り具を武器として扱っているから黒が多いのだといいます。
そして話は続きます。
なるほど!黒も好きなんですがやはり周りと違うってのを示すためにロゴ入れや派手なロッドにしたいという気持ちもあります。
大丈夫です!ペイントやロゴ入れは少し値段が上がりますが、もしするとなれば九州一の職人さんに頼むので安心してください!
黒ベースを基本としますが、色の変更や文字入れも可能な様子です。特に九州一の職人さんがペイントを担当してくれるそうなので安心して任せることができますね!
店内で確認できるブランクス。
作成は、このブランクスを選ぶことからはじまり、これにグリップやガイドを選んでいくという感じになります。
ショーケースの中には、多数のグリップやワインディングチェックが展示されています。
カラーバリエーションも絶対市販では売ってないであろう特殊な色が置かれています。
これを組み合わせるとなると最終的に出来上がるカスタムロッドのパターンは無限大です。
さて、カスタムロッドのデザインについて説明してもらったあと、川田さんが特に押していたアジングロッドを紹介してもらいました。
そのアジングロッドは、アジの絶妙なアタリを確実にキャッチするために、特殊なブランクスとグリップを採用しています。
実際に使用させていただきましたが、振動だけでなくアタリを音で取れるような素晴らしい構造になっていました。
なお、この構造はアジングだけでなくエギングなどの他のルアーロッドにも採用可能なようで、この特徴こそ、BSBのカスタムロッドを選定する最大のメリットといえるでしょう。
「TSURIBITO」のカスタムロッドの特徴
・九州一の職人がペイントしてくれる
・FUJI以外のメーカーのパーツを選ぶことができる
・パーツのカラーバリエーションが凄い
・特殊なブランクスとグリップを採用できる
気になる価格は?手元に届くまでの期間は?
さて次に大体の価格と作成の流れについて聞いてみました。
恐れ入りますが、金額はどのくらいになるのですか?
ちょっと高いと思うけど4万~6万です。
なるほど!カスタムロッドだとそのくらいの値段と見当はついてました。
価格に関してですが4万円~6万円。
これを高いと思うかどうかは、個人次第と思います。
カスタムロッドについては、これまで友人や先輩に話を聞いたことがありますが、この金額は妥当といえるでしょう。むしろ他のカスタムロッドよりも安いように思えます。
金額に関しては僕的にはコスパは良いと感じました。作成期間はどのくらいかかりますか?
作成期間は大体3か月です。その前に打ち合わせもあるのでそれ含めたら3か月より少し長くなるくらいです。
作成期間は思ったより短いですね!
流れとしては、最初にデザインとどういうロッドにしたいかの打ち合わせを行い、後日見積書とデザインを送ります。ここで最終決定になります。それから承諾していただければ作成を開始して3か月後に手元へ届く形になります。
となると、金額についてもデザインについても何度か検討する期間も取れるってことですね。良心的!
流れとしては打ち合わせ⇒見積発送⇒作成という流れになりその期間はおおよそ3か月だそうです。
この3か月という期間に関してはかなり短いといえるでしょう。
とはいえ、お店の知名度が上がってくればこの期間は必然的に長くなりますし、パーツが輸入されない場合も考えられます。
早めにカスタムロッドが欲しい場合は、なるべく早く注文を検討するべきです。
予算と作成期間
・価格はおおよそ4~6万
・期間は基本3か月程度
※状況によって変動可能性あり
福岡八女のカスタムロッド専門店「TSURIBITO」のその他の商品
ここまでで「TSURIBITO」の素晴らしさについて分かっていただけたでしょうか?
カスタムロッド専門店として福岡県八女市に拠点を構えるこのお店は品質だけでなくコストパフォーマンスや店員さんの愛想も最高です。
さて、「TSURIBITO」が展開する他のオリジナルアイテムや、販売されているアイテムを少し紹介しましょう。
BSB×REGAR MARINEコラボバケット
超カッコいいのはカスタムロッドだけでなく、その他のアイテムも同様です。
今回販売されていたREGAR MARINとのコラボバケットは色合いだけでなく、デザインもかなり素晴らしいものでした。
価格は33000円と少々高くなりますが、BSBのいいところをすべて詰め込んだこのバケットは、そのポップさも相まって、釣り人たちの購買意欲を刺激します。
さらに本体はMEIHO BM-7000を採用。つまりMEIHOのカスタムパーツを装備することも可能です。
便利かつお洒落なバケットが欲しいのであればこのバケットで決まりでしょう!
オリジナルアパレルも豊富
BSBのロゴが入ったオリジナルアパレルも豊富です。
迷彩柄のBSBロゴに、ベージュ地のこのTシャツは、なんともワイルドでやんちゃな仕上がりとなっています。
他にもアパレルの中には、「TSURIBITO」が店を構える福岡県八女市との地域コラボを行った商品もありました。
またキャップやサングラスなどお洒落でストリート風なアイテムも確認。是非足を運び自分の目で確認することをオススメします。
これからの「TSURIBITO」について
最後にこれからの「TSURIBITO」について聞いてみました。
ロッドも他のアイテムも素晴らしい!個人的にはハンドメイドのルアーとかも見たかったです!
ですよね!それも考えています!せっかく九州の中心地に拠点を構えているので、いずれは九州のメーカーさんや職人とコラボしていきたいですね!
アイテムも今後増えていくんですね
そのつもりです!
川田さんが語ってくれたこれからの「TSURIBITO」は、まさに公式ページに書いてあるような「釣り人がつどう場所」そのものでした。
九州各地から多くの釣り人や、メーカーさんがやってきて、情報量も、アイテムも、なんでも集うそんな店になってほしいと心から思いました。
ちなみに、この日はOPEN記念ということもありなんと…
ステッカー頂きました!
めっちゃかっけー!
このクマの小物が欲しいくらい!!
ありがとうございます!!
感想
というわけで福岡県八女市にあるカスタムロッド専門店「TSURIBITO」の紹介を終わります。
うーん。まとめて言えば本当に素晴らしいお店だ。
「ちょうちん堂」さんしかり「TSURIBITO」さんもそうですが、趣味を仕事にレベルアップさせることのできる人は本当に素晴らしいと感じました。
熱意と才能。そしてそれらの集大成によってできるアイテムは一生モノと感じます。
「TSURIBITO」さん。お邪魔しました!!
さて、余談ですが今回お邪魔した「TSURIBITO」さん、僕的にかなり運命の店だと思うんですよね。
たまたま遊びにいった八女で、その日にOPENしていた「TSURIBITO」さん。なんだか不思議ですね。
実は、「TSURIBITO」さんに行く前は「カスタムロッドを作るならマーベリック」って決めてたんです。
ですが、ここまで偶然重なったらここで作るしかないでしょう!!
というわけで、カスタムロッドを作る際、まず1本目は「TSURIBITO」さんに任せると思います。
まだ作るか完全に決意したわけではないですが、1本は確実に欲しいので、作る可能性は極めて高いと思います。
その際は再びレビュー記事を書いてみたいと思います。
ということで記事を締めさせていただきます!
では!!
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