どうも。
よゐこパンダです。
みなさん、突然ですが八女に冒険に行ったとしてお土産は何を買いますか?
絶対お茶っていいますよね。
その通り。
八女のお土産といえばお茶が定番ですが、今回僕が進めるのはお茶ではなく提灯です。
ん?提灯?ってなった方。
はい、提灯です。
知ってる人は知っているかもしれませんが、提灯は八女の伝統工芸品で、和紙の透明感ある優しさと職人が手書きで描く美しい絵柄がマッチし、ものすごく魅力あふれる伝統工芸品となっているのです。
今回は八女にある『ちょうちん堂』に遊びに行ったので、記録をここに残しておきたいと思います。
この記事は下記の方を対象としています
・八女のお土産について知りたい
・八女提灯の魅力について知りたい
八女提灯を取り扱うちょうちん堂とは?
まずは八女提灯とちょうちん堂についてお話したいと思います。
八女提灯について
八女は提灯において全国一の生産量を誇っているほど提灯が有名です。
その始まりは1816年頃とされており、同じく八女の工芸品「八女手すき和紙」という透明感ある和紙を使用し、この生地に職人さんが手書きでデザインを入れることにより、その地位を確立してきました。
祭事やお店の灯りとして幅広く使用されていた八女提灯は、現在も改良がなされ、最近のお洒落な生活スタイルに合うような独自の進化を遂げています。
祭事などの特別な使用だけでなく、普段使いでも使用できるので、八女に来たからには絶対に購入すべきお土産と言えるでしょう。
八女の伝統工芸品についてはこちらを参照してください。⇒八女の伝統工芸品
ちょうちん堂とは?
さて、そんな八女提灯に改良をかさねるのが今から紹介する『ちょうちん堂』になります。
八女市本町に店を構える『ちょうちん堂』は、八女の古民家を丸ごと店舗としており、一見、頑固な職人が超高級な昔ながらの提灯を販売しているようなお店に見えるでしょう。
しかし、まったくそんなことはなくフランクで話しやすい職人さんが、モダンで普段使いしやすいような提灯を提供してくれる、とても訪問しやすいお店になっております。
価格も3000円代~2万円代くらいまでの物が多く、お土産としても買いやすい価格帯になっています。
この『ちょうちん堂』を調べたところ、シラキ工芸という八女でも古くから名を馳せている老舗が出している直営店で、特にミニちょうちん「ココラン(cocolan)」を主力として取り扱っている店舗のようです。
この他にも、祭りで使えそうな手持ち提灯の販売もあり、非常に面白いお店となっております。
「ココラン(cocolan)」とは?
「ココラン(cocolan)」は八女提灯の老舗であるシラキ工芸が、近年力を入れている現代風八女提灯のことです。
コンピューターによる設計技術と、手を抜かない職人の腕が合わさった、モダンとレトロを兼ね備えた新時代の提灯となっています。
木製の台座に居座る提灯は、まるで洋風のランタンのようで、でもやっぱり和風の提灯のようでもあり、どんな部屋にでも和みを与えてくれる最高のインテリアになること間違いなしです。
この「ココラン(cocolan)」は、今回紹介する「ちょうちん堂」という店舗で取り扱われており、そのお洒落さや買いやすい価格から八女のお土産として新時代を担っていくこと間違いなしです。
ちょうちん堂に訪問してみた
さて、実際にちょうちん堂に訪問してみたのでここに記録を残していきたいと思います。
ちょうちん堂へのアクセス
八女市本町にあるちょうちん堂は、図書館やセブンイレブンが並ぶ通りの直線状にあります。
外から見てもお洒落な提灯を販売しているのですぐに分かると思います。
さて、そんなちょうちん堂ですがアクセスまでは出来たものの初見では少し敷居が高そうに感じます。
古民家でお洒落ということや、頑固な職人さんがでてきそうで怖いということが作用し、少し入るのは勇気がいるかもしれません。
しかし、実際に入ってみるとまったくそんなことはんくむしろアットホ―ムでした。
フランクで愛想のある職人さん
高級そうな提灯が陳列してある店舗…
その端に背をかけて女性の職人さんが、和紙に絵をかいています。
ここまで見ると非常に入りにくい店だと思ってしまいます。
入り口であたふたしていると職人さんが声をかけてくださいました。
どうぞ!もしよければ、自由にみてください!
すみません、見るだけですけど大丈夫ですか?
全然大丈夫です!
かなり明るく、元気のいい職人さんで、しかもすごく謙虚で話しやすかったです。
伝統工芸品売り場にあまり行かないから分からなかったけど、なんか敷居高そうなイメージあったのよ。
でも今回の職人さんのおかげで、このイメージ完全に変えることができました。
それくらい第一印象が良く話しやすい職人さんでしたね!
魅力ある提灯が溢れている店内
店内には魅力ある提灯が溢れています。
お店に入って左の棚に置かれている商品は鮮やかで派手な提灯。
和の中にどことなく洋風な雰囲気が詰まっています。
職人さんいわくこの棚の商品たちはすべて印刷とのこと。
値段は数千円から1万円代と思った以上に安い。
おそらくこの手のランタンを結構安い家具屋などで買ったとしてもこのくらいの額はいくと思うのでかなりコスパがいいと思います。
それに八女提灯っていうブランド力もありますし、それだけでも買う価値はあると思います。
さて、店舗の奥に陳列している商品をみます。
こちらの商品は全て職人さんの手書きになります。
印刷のような派手さはないですが、すべてが手書きで個性があり、そして印刷物には真似できないような優しさを醸し出しています。
これぞ伝統工芸品といったところでしょうか?
職人さんの実力が現れている提灯です。
価格は印刷してあるものよりも少し高いイメージ。それでも、一番高いもので2万円代なので、自分用に、お土産に、誰かへのプレゼントに購入するのも全然ありの価格帯であるとおもいます。
次にお店中央に陳列されている商品。
こちらは、どうやら手持ち提灯のようです。
こちらも職人さんの手書きの絵が描かれており、どれも個性があります。
そして驚きなのがその価格。なんと3000円代です!
価格帯とデザインには驚きですが、職人さん曰く少し問題もあるとのこと。
それがライトの寿命です。
こちらのライトは特殊な形をしていて、寿命がくれば交換となるそうです。
寿命も1日ほどのようなので、都度ライトの交換が必要であると教えて頂きました。
とはいえ、ライトさえ交換すれば無限に使えるのと、提灯自体のコストは一番安いので、ちょっとしたお土産としては一番お勧めしたい商品であることは確かです。
ちょうちん堂一押しのアイテム
ここでちょうちん堂一押しのアイテムについて聞いてみることにしました。
いや~素晴らしい商品ばかりです。
ありがとうございます!
難しい質問なんですが、力作みたいなのはありますか?
力作ですか…これとかかなり有名ですよ
僕の答えでづらい質問も答えてくれた職人さん!さすがです。
さて職人さんのいう力作商品ですがこちらになります。
いろんな色の花が描かれているこの作品。素晴らしい。
しかも描かれている花一つ一つに立体感があり、命が宿っているようにさえ感じます。
職人さんの話によると、この作品はパンフレットにのって紹介されているのだとか。いわば陳列されている提灯たちの顔のような作品なのです。
お土産にに一つ購入!
せっかく八女に来たということだったのでお土産にひとつ購入してみることにしました。
一番欲しかったのははやはり職人さんオススメのココランか、金魚の絵が描かれたココランだったのですが、これから別の店も回るということもあり一番値段の安い手持ち提灯にしました。
手持ち提灯の柄も結構あり、さくら柄、綿毛柄と、見ていて飽きません。
今回選んだのはシンプルな綿毛柄です。
この綿毛がいいのですが、ライトの寿命と組み立て方が不安なところですかね…
組み立てのしかた教えるのでここで練習して大丈夫です!
ありがとうございます!ちょっと練習しますね。
それと、ライトなんですが多めに付けときます!もしなくなったら言ってくれればライトのみの販売もあります!
あまりにもライトの寿命を不安がっていたのを察して予備ライトまでつけてくれました。
さらに組み立ての練習もさせていただきました。組み立て自体は難しくないのですが、安心して組み立てれるようになるまでサポートしてくれます。
本当に素晴らしい職人さんです!
帰り際、提灯の美しさと職人さんの人柄に感動したので是非ブログで紹介したいと伝えたところ快くOKしてくださいました。
本当感謝です!!
また来ます!次はココランを購入しに!!
お土産の八女提灯開封!これは綺麗!
さて自宅へ帰って八女提灯の開封を行いました。
お土産の八女提灯を開封してみた!組み立ても簡単!
提灯はこのような可愛らしい袋に入れてくれます。
この中に分解された提灯が入っています。
こんな感じで、かなりコンパクトに収まります。
組み立ても簡単で膨らました提灯に棒とライトが付いた固定パーツを通すだけです。
固定パーツの先端もお洒落です。
予備のライト…僕が相当不安がってたのもあり二つもつけてくれました。
お土産の八女提灯を点灯!
いよいよ点灯です。
ライトの部分を指でつまみ、棒を引っ張ると提灯が点灯します!
おお!!
ライトは変色し、赤や緑などいろんな色に変色します。
見ていて飽きません!
この商品は、是非祭りの出店でも販売してほしいと感じました。売れそう!
ココランのラインナップ
小型でお洒落で癒し効果抜群の八女提灯『ココラン』。
ここではココランのシリーズについて紹介していきたいと思います。
四季
ココランを代表するシリーズの一つで、四季をイメージしています。
春夏秋冬をモチーフとした八女提灯は季節に色どりを与えてくれること間違いなし。
四季でイメージチェンジさせるもよし、季節の思い出として大事に飾るもよし、四季がより一層楽しみになるでしょう。
あさひ
四季シリーズとは違ったモチーフのあさひシリーズ。
より多くの絵柄が採用されているだけでなく、気球をイメージした面白い提灯もこのシリーズの見どころです。
ツリー
名前の如く木をイメージとした八女提灯。
細長いフォルムは和風の提灯とは少しかけ離れたお洒落な西洋風。
スタイリッシュなフォルムと八女提灯ならではの美しさは、どのような部屋にでもマッチするでしょう。
MUJI
名前の通り柄が書かれていないタイプになります。値段もお手頃なうえ、和紙独特のよさを存分に味わうことができます。
シンプル イズ ベストという言葉があるように、絵柄のないシンプルさはナチュラルで穏やかな癒しを与えてくれます。
達磨
達磨などの郷土玩具をモチーフとしている作品。
いろいろな表情があるこのシリーズは、どのシリーズよりも愛着が湧いて可愛がってしまいそう。
灯りという相棒が欲しい方や、八女でお土産を買いたいという方には最適な商品です。
上記で紹介した商品の他にもひかり道シリーズや今回購入した手持ち提灯なんかもありますので、気になる方は実際に足を運んでみてください。
感想
あまりにも美しすぎる伝統工芸品八女提灯。
今後も改良が期待されますが、個人的には是非アウトドアメーカーとコラボしてほしいと感じました。
特にゴールゼロのカスタムパーツとして販売されると、かなり売れる様な気もします。
ちなみに、今回購入した提灯をゴールゼロのライトハウスマイクロにかぶせてみました。
素晴らしい!
これはゴールゼロのライトハウスマイクロの凄さもありますが、この凄さに八女提灯の技術が重なって本当に商品化してほしいくらい美しいものになりました。
にしても、八女はすごい!
今回紹介させていただいた、ちょうちん堂さんもそうですが、八女には次回紹介しようと思うカスタムロッド専門店『TSURIBITO』さんもOPENしています。
他にもウメノ商店という喫茶店にはオカルト好きな店主もいるし、冒険好きにはたまらない観光スポットです。
今後のレジャー・アウトドアの最先端として、これからも素晴らしい商品やサービスを提供してほしいです!
ちょうちん堂さん!ありがとうございます!
みなさんも八女を訪れる機会があれば是非ちょうちん堂さんに立ち寄ってお土産を買ってみてください!
では!
【アクセス】
名前:ちょうちん堂
住所:福岡県八女市本町179-1
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