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オフシーズンではない!冬場に釣れる魚たち

どうも。よゐこパンダです。

最近は結構寒くなってきましたね。もう12月ということなんで冬に突入したといっても過言ではないでしょう。

これから、1月2月に入るにつれ本格的な寒さが到来します。

釣りもしかり…もうアウトドアの季節ではなくなるのですね。


???

ちょっと待ったぁ!!!!!!!!!!!!!

よゐこパンダ

んんん?誰だ?

レオラ

冬場はアウトドアオフシーズンとか言われてるけど案外楽しめるぞ!!

よゐこパンダ

レオラか…NOR WORKSさんに怒られると思って出演自粛させてたけど…

レオラ

大丈夫!NOR WORKSさんには許可はもらえたぜ!!

よゐこパンダ

まじか!!ありがとうNOR WORKSさん!
で、冬はオフシーズンじゃないの?

レオラ

おう!冬こそアウトドアのシーズンといっても過言ではない!!
冬場のキャンプや登山を楽しむ人間も多いし、釣りだって楽しめる!それに冬場の魚は年間を通して大型で美味しいものが多いからな!

よゐこパンダ

そうなのか!なら冬場の釣りについて少し調べてみよっかな!

目次

冬場の釣りが難関と呼ばれる理由

さて、というわけで今回は冬場の釣りに焦点をあてて調べてみることにしました。

実際、冬場は釣りのオフシーズンとまで言われています。

特に2月は海中も寒く、生息している魚の活性が極端に下がります。また住処とする場所も固定され、獲物を狙って泳ぎ回るということが少なくなるのです。

逆にいえば、この時期に旬の魚を狙い、場所などのポイントを一生懸命絞ることができれば比較的釣果は上がるというわけです。

では、なぜ冬の釣りが「オフシーズン」だの「難関」だの言われるようになったのでしょうか?

その理由をいくつかあげてみましょう。

理由① 海が澄むから

はい。いきなり「意味わかんねーよ」といわれそうですが、冬の海は夏に比べて比較的クリーンです。

海を観察してみてください。冬場の海は夏に比べてだいぶ澄んで見えると思います。

この綺麗な状態は「プランクトンがいない状態」を指します。

プランクトンは小魚たちの餌になるので、このプランクトンが存在していないことには小魚たちも生きていくことができません。

浅場の寒い場所ではプランクトンが発生せず、それを求める小魚やさらにその小魚を求めるターゲットが連鎖的に姿を消すことになりそれが釣果に繋がります。

理由② 魚たちが深場に移動するから

冬場、外気温が寒くなると、海の浅瀬は外気温に応じて温度が低くなります。また、日中日が照ってくると浅瀬は温度が上昇します。

変温動物である魚はこのような温度の変化を極端に嫌います。温度変化に耐えれない魚は、外気温の影響をあまり受けない深場に移動します。また、浅場にいても食料となるプランクトンやベイトがいません。

このようなことから、冬場の魚は深いところに移動していき、その結果岸からの釣果が落ちてしまうのです。

理由③ 活性が下がるから

冬場、多くの魚が深場に移動していく一方で一部の魚は深場に移動せず、浅場で冬を凌ごうとします。

しかし、浅場で冬を凌ごうとする魚でさえも極端に活性が落ちていてなかなか餌を食ってくれません。

深場に移動して数が少なくなった状態で、なおかつ活性が下がるというダブルパンチ。

冬場の釣り難関といわれる理由がわかりますね。

理由④ 人間にとって過酷だから

釣りが難しくなる原因は、魚の行動要因のほかに人間の行動にも原因があります。

そもそも冬場は寒いので人間も動きたくありません。たとえ現地に着いたとしても長時間外で過ごすのは精神的にきついものがあります。

このように冬場の外気温は人間の体力と精神を押さえつけ、行動を起こしにくくしています。

これも冬場の釣りを難しくさせる原因です。

適切な防寒着を着用し、メンタルや体調を整え釣りに挑みましょう!!

冬場の釣りは上達へのカギ

難関と呼ばれる冬場ですが、この時期に経験値を積むことにより他の季節でスキルが上がっていることを実感します。

冬場の釣りを行うことで次のようなスキルを得ることができます。

体力、精神力向上

冬場の釣りは寒く、なかなか釣れず過酷です。

この時期に釣りを行うことにより打たれ強くなります。

僕も冬場によく釣りに出かけますが、寒さに強くなった?ように感じます。

とはいえ、体力を奪われ、メンタルもやられることは確かなので、無理せず自分のペースで釣りをしましょう。

服装の知識の習得

冬場の釣りにおいて服装は大切になってきます。確かに少々の寒さではへこたれない体力やメンタルも必要になってきますが、根性論ではどうしても防げない寒さもあります。

この時に役立つのが「レイヤリング」になります。外気から身を守り、なおかつ発汗できるような蒸れない着こなしが必要となってきます。

冬場の釣りではこういった知識も模索することになるので後に非常に役に立ってきます。

アウターはワークマンのイージス、足元はヌプシブーティーなど、レイヤリングを考えるのも面白いですよ。

魚の習性とポイントを学べる

これはかなり大きなメリットです。特にロックフィッシュ系統がメインになってくる冬場の釣りでは、魚が居つきやすい場所を淡々と攻めていく必要があります。

こうすることにより、魚の住みやすい場所が自ずとわかり、他の季節で釣果に繋がってきます。

海水温と陸地の温度の関係

水は熱しにくく冷めにくいといった特徴をもっています。要するに温度変化に疎いのです。

極端な例ですが、例えば夏、陸地が35℃あるのに対して海中は25℃前後になります。

冬場はその逆で、陸地が10℃なのに対して、海中では15℃前後になります。

水の熱しにくく冷めにくいという性質がもろにあらわれていますね。

さらにいえば海中の季節の変化は、水の熱しにくく冷めにく性質の影響により陸地より一か月遅れてくると言われています。

陸地が暖かくなってくる3月ごろ、海中では寒さのピークを迎えます。

また陸地では、ゴールデンウィークあたりから温度がぐんと上がります。このころようやく海中は春になり、多くの魚の活性が上がるのです。

魚の活性が上がる温度を「適水温」と呼び、魚の種類によって適温水はかわってきます。

適水温から狙える魚を探そう

適水温とはその魚の活性が高くなる水温のことで、名前の通り「適した水温」ということになります。

変温動物である魚にとって温度の変化や高低差はかなり致命的なもの。できるだけ、安定し、その魚に適した温度がいいというわけです。では実際、最適な水温とは何℃なのか?

魚種別にまとめてみました。

<魚種別適水温>

この表をみるといろんなことが読み取れますね。

まず、アイナメやカサゴは他の魚に比べ適水温が低いことが分かります。

東北でアイナメが多く釣れたり、冬場にカサゴが釣りやすいのはこれが理由になります。そもそも彼らの適水温が低いのです。

さらに読み見ると、最悪のエサ取りとして名高いクサフグも冬になると姿を消すことが分かります。

クサフグなどの外道が減り、適水温の魚のみが活発に動く。そういう意味では冬場は釣りがしやすいシーズンなのかもしれません。

冬に釣れる魚は?

冬は魚が釣りにくい季節。しかし、先ほど紹介した適水温の表を見ていただくと、「低い水温で釣れる魚は少なからずいる」ということが分かると思います。

上記の適水温の表でいうと最低適水温が15℃以下の魚は、冬でも釣れる可能性がある魚といえます。

では、実際にどのような魚が釣れるのでしょうか?紹介していきましょう。

アイナメ

東北のロックフィッシュの定番といえばアイナメです。

この魚はある程度水温が下がると活性が高くなる少し変わった魚です。

それゆえに「冬の釣魚」、「東北の釣魚」として釣り人たちから絶大な人気があります。

引きも強く、味も美味で、高級魚の類です。冬場はこんな美味しい魚が狙える季節なのです。

カサゴ

こちらも冬の定番です。カサゴは一年中釣ることのできる魚で、特に4月ごろは比較的よく釣れるとされています。

もちろん真冬の2月3月でもカサゴは狙うことができます。特にこの時期のカサゴは一年の中でもサイズが良く美味とされています。

またカサゴはテトラポットや穴場に居ついている可能性が高いので、釣れるポイントが絞りやすいのも特徴です。

過酷な冬場に手軽に釣ることのできるカサゴは冬の釣魚の代表格といっても過言ではないでしょう。

メバル

メバルも冬場に釣果が伸びる魚です。

真冬に常夜灯周辺を丁寧に攻めると、結構な確率でヒットしてきます。

引きはもちろん、その味も最高に良く、メバルを狙った「メバリング」というジャンルまで確立されています。

冬場に釣果を伸ばしたいのであればメバリングを始めてみるのも一つの手かもしれません。

カワハギ

カワハギもまた冬の魚といってもいいでしょう。

カワハギは年に2回旬があるといわれています。1回目は夏です。このころのカワハギは活性が高くなり比較的、なおかつ身も美味しい時期といわれています。

適水温を見れば分かるようにカワハギは暖かくなれば活性があがります。つまり夏は岸から釣りやすい季節といえます。

もう一つの旬は冬です。冬のカワハギの肝は海のフォアグラといわれるほどに美味しいです。

このようなことからカワハギは冬の魚の代表格とも捉えることができますが、冬のカワハギは夏に比べて釣果がガクンとおちものすごく難易度があがります。なぜならカワハギは寒さを凌ぐため深場に移動するからです。

冬の代表格と言っておきながら釣れないというのははどうも矛盾しているように見えますが、これは岸からターゲットにした場合の話で、船だと話しは変わってきます。

冬のカワハギは旬であるので、なるべく深場を探れるよう船釣りも検討してみましょう。

カレイ

カレイも適水温の広い魚で冬場に釣果を出しやすくなります。

11月ごろから産卵前の荒食いに入り、この頃から数釣りが期待できるようになります。

またこの時期のカレイは流れの早いエリアよりも、内湾などの比較的流れの遅いエリアに溜まるのでちょい投げで釣果が出しやすいと言われています。

冬場になると夏に活発であったキスは活性が落ちているので、ヒットすればカレイであることが多いようです。

是非狙ってみましょう。

ただし1月、2月と寒さが増していくにつれ、カレイの活性は落ちるそうです。

そう考えると12月がベストシーズンなのかもしれません。

メジナ(クロ、グレ)

関西に住んでいる釣師は、寒グレという言葉を聞いたことがあると思います。

冬場、外道の少ない磯地では良型のメジナを釣りあげることができこのメジナを「寒グレ」と呼びます。

磯臭いイメージとは違い、その味は美味で引きも強く、サイズ感も様々なため、アングラーの間では非常に人気の高い魚になっています。

ただ、場所が沖磯や険しい磯地であること、道具やアクセスにお金がかかること、魚が賢いこと、ベテラン釣り師が多いことが参入の敷居を高くしています。

その他

他にも釣れる魚はたくさんいます。

アオリイカやチヌも冬場に釣ることは可能です。しかし、多くの魚は、基本的に活性が下がり深場に移動する傾向があるので難易度は高くなります。それでも、絶対に釣れないということはないので試してみる価値はありです。

まとめ

レオラ

冬場に釣れる魚は案外いる!是非釣りに行ってみようぜ!

よゐこパンダ

調べたら結構いたね!!カサゴに関しては試してみたいワームがあるので近いうちに行ってみるよ!

はい。

というわけで冬場に釣れる魚を一部あげてみました。

基本的に、魚の適水温と習性を知ることができれば冬場でも魚釣りは楽しめます。

狙う魚種やポイントさえわかればエサ取りの少ない冬場はチャンスです。魚種、ポイントをしっかり押さえて釣果をあげていきましょう。

あと、冬の海は想像以上に過酷なので、しっかり防寒対策をしていきましょう!!!

では!

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