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謎の多い山!三角岳に登る!

どうも。

よゐこパンダです。

先日、天気も良く体調も万全だったので、熊本の三角にある三角岳に登ってきましたのでレポートしていきたいと思います。

よく考えたら今年10個の山を登るって決めといたのにまだ登ってなかったんだよね…7

これが、今年初の登山になります。

もしよければ読んでくださると幸いです。

目次

三角岳とは?

まず三角岳の説明について軽く書かせていただきたいと思います。

三角岳は宇土半島の先端の三角港の背後にそびえ立つ低山になります。

高さは405.7mと低山ですが、世界文化遺産に登録されている三角西港の近くということもありなかなか威厳があります。

まずは三角西港の駐車場へ…

この三角岳にはいくつか登山ルートがあると思われますが、今回は一番目印として分かりやすい「三角西港」に駐車させていただくことにしました。

三角西港からの登山ルートは、「海技学院ルート」が一番近いものと思われます。

この他にも最初に「天翔台」を経て「雲竜台」を経由していくるルートや、「三角駅」からのルートもあるようですが、今回は駐車したポイントから一番近かった「海技学院ルート」を選択することにしました。

登山口に行く前に三角西港で休息。

ここは本当にいい場所。

太陽の光を反射した海がキラキラと綺麗に光ります。

振り向くと、なかなかレトロな「浦島屋」がそびえたっています。

この浦島屋はラフカディオハーン(小泉八雲)が長崎からの帰り道に立ち寄ったとされる場所で、オカルトマニアでもある僕の好奇心をそそります。

いざ!登山!

海抜学院登山口と東屋

さて、少しの休息ののち「海技学院登山口」からの登山を決行することにしました。

登山口はなかなか味のある古臭さをだしています。海からジャングルへと変わっていく感じが冒険心をくすぐります。

少し上ると巨大な大木や東屋があります。ここは登山者や西港に遊びに来た人たちのためのちょっとした休息所のようですね。

古代遺跡のような入口

さて東屋の広場をぬけるといよいよそれっぽい入口がみえてきました。

巨大な石碑の先には整備されていない階段が連なり、その階段の左右には「ウェルカム」とばかりにヤシのような木が植えられています。

読みにくいですが石碑には「金刀比羅宮」と彫刻されています。この「金刀比羅宮」は19世紀より特に海上交通の神様として崇められているそうです。

海から山へと…そういう雰囲気を醸し出した入口になっています。

展望所へ…

さて少しペースを上げて登っていくと分岐点が見えてきました。

左「展望所」、右「三角岳」になっています。

寄り道がてえら展望所に行くことに…

うーん。確かにきれいかもしれないけどなんか物足りないような。

でも疲れもあったのでいい景色みれて結構休むことができました。

さて、展望所をあとにして三角岳頂上へ!!

頂上への道のりは意外と過酷

三角岳の登山道

頂上までの道は整備されている綺麗な登山道と、整備されていない登山道の連続で結構過酷なものがあります。

ソロ登山を好んでいますが、今回は仲間がいました。この過酷さは一人だとメンタルにくるかもしれません。

登山道がかなり獣道に近い…迷いそう…まるでRPGのダンジョンです。

途中また分岐点があります…

「お爺婆山へ」

なんなんだこの山…

とりあえず今回の目的は「三角岳登頂」だったので、この看板はスルーさせて頂きました。

代わりに「三角岳稜線」の方向へ進みましたが、この道が過酷過酷。

整備しているのかしてないのか、道なき道を進みます。

もちろん、道っぽいものはあるのですがそのほとんどが竹に支配されていて曖昧になっています。

やがて山頂まで10分の看板が見えてきました。

さらに進むとまた分岐点…しかし山頂まで近いようです。

三角岳最大の謎「鯨石」

さて、この分岐点付近で妙なものを発見しました。

目玉が彫刻された石です。

たまたまなのか、誰かが彫ったのか、あまりにもリアルすぎる目に少しぞっとしながら反対側を確認するとこちらにも同様の目が彫られていました。

まるで鯨が海から頭を出しているようです。

「鯨石と名付けよう!!」

そう適当に名付けていましたが、後で調べたところ登山家の多くから「鯨石」と命名されているようです。しかし、この「鯨石」についての情報はほとんどなく、誰がいつ何のために掘ったのか語られていないそうです。

「三角最大の謎」

そう呼ばれていることを知り納得しました。

ちなみにこの鯨石の情報は2007年から確認できます。

ですので、彫られたのはそれよりも前になります。当時もこの謎について気になっていた人がいたみたいです。

この石が最初に名前をだすのは、「九州自然歩道を歩く」という掲示板になります。

この掲示板に書き込みをした「蛸鹿(おすみおう)」という人が鯨石の詳細について求めるような発言をしています。

ここに軽くその記事を転載しておくことにしましょう。

57.鯨石の謎を教えていただき、ありがとうございます。 
名前:蛸鹿(おすみおう)    日付:2007/3/18(日) 17:0
掲示板の皆様。お久しぶりです。蛸鹿(おすみおう)です。山田さん。鯨石の詳細を教えていただき本当にありがとうございました。感謝感激しております。
もうしばらくしたら我輩も九州自然歩道歩きを再開する予定です。(本日、仕事の山場を通過しました)それまでは、皆様のご活躍を会社のパソコンから応援させていただきます。
<蛸鹿という人からの返信。何か解決できたみたいです>

この蛸鹿という方はなんらかの情報を得てこの鯨石について解決しているみたいです。

しかし、この情報というものがみつからず、掲示板自体も無効になっているようで今となっては見ることもできません。

しかし、この文章へのレスは発見することができました。


58.こんばんは
名前:山田留美子    日付:2007/3/21(水) 21:53
鯨石の件、あんな程度で良かったのでしょうか。もっと他の理由があるのかも知れません。三角岳に関したHPを見ましたが、鯨石に関しての情報は得られませんでした。
私は3月7日に九州自然歩道に復帰して、初回が三角岳。2回目は玖珠町。3回目は福岡県と大分県の県境、雁股峠~耶馬溪羅漢寺。そして今日が熊本二弁当峠~倉岳町。今月だけで4コースを歩いた事になります。頑張りました。
蛸鹿(おすみおう)さん。残り少ない熊本県のコースで一度ご一緒しませんか。2台の車を使えば便利だと思いますが。
<蛸鹿さんへのレス>

おそらく話の流れからして、この山田瑠美子という方が詳細な情報を持っていそうな雰囲気です。

この方はこの鯨石について、ある程度考察できたのでしょうか?気になるところです…

この他にも鯨石についてしらべましたがいい情報は得ることができませんでした。もし詳しいことを知っている方がいれば連絡いただけると助かります。

ようやく山頂へ!!

山頂へ到着!

謎の鯨石から少し頑張ってすすむと開けた場所に到着します。

これが「三角岳山頂」になります。

山頂の景色はまあそこそこという感じ。悪くもなければ良すぎるってこともない。

海が見えるのだけど視界に木が入ってくる感じです。

とはいえ熊本の海が一望できるのはなかなかいいことと思います。

また山頂には山神様が祭られています。

この山の主のようなものなので挨拶していきました。

他にも山頂には詳細不明の石像が点在しています。

謎の石像…これは他ブログで確認したところ立っていたのですが、僕らの登頂時には転倒していました。地震の影響なのかな?

ちなみに他ブログでは「明治天皇」と背中に掘られていたそうです。⇒詳細はこちら「雲竜台」へ

ルートをかえて下山

山頂で綺麗な空気を吸った後はいよいよ下山。

来た道をを戻り再び鯨石のある場所に到着しました。

素直に登ってきた道を下山という選択肢もあったのですが、ここで帰るのはもったいないと思い天翔台の方向へ進むことにしました。

幻想的な道と謎の土地「雲竜台」

幻想的な道を下る

別ルートの道はなかなか幻想的で面白い道が多い。

生い茂る草や、きれいな階段、整備されていなくとも幻想的な道などと、海抜学院ルートよりも面白い感じのルートでした。

道を進んで天翔台に向かっていると「雲竜台」の看板発見!!

突如でてきた雲竜台とは??

三角岳一番の絶景「雲竜台」

もちろん雲竜台の方へ足を運びます。

と突如でてきた、巨大な岩石群。そして生い茂る木もなく開けた場所に到着します。

これが「雲竜台」。

雲竜台は石がまるで雲のようになっていて、なかなかの映えスポットとなっていました。

もちろん記念撮影!!

天草一号橋から三角西港の広範囲を望むことができます。

反対側には八代まで伸びる不知火湾を確認することができます。

この雲竜台からみる景色はまさに絶景でした。以前登った北九州の風師山とにたような風景。とても和みます。

次なる目的地「天翔台」へ…

天翔台へ…

ここから再び下山。

事前に調べた内容だと「天翔台」もなかなかの絶景らしく、結構わくわくします。

雲竜台から天翔台への道は結構岩石が多く途中ロープを使用しないと危険な箇所もあるのでなかなか面白いです。

風景も絶景だし、来るときにこちらのルートを使っても良かったかななんて思います。

天翔台到着

ようやく天翔台へつきました!

が、あれ?雲竜台の方が景色がいいぞ!!

それもそうでしょう。天翔台は雲竜台に比べてだいぶ低い位置にあります。それに周囲には木が結構茂っている。

まあ、軽く登ってきてこの開けた土地で海を眺めながら休息なんてのは十分ありかもしれません。

とくに登山中体調の悪くなった方、ファミリー、高齢の方がゆっくりするにはもってこいの場所かもしれませんね!!

再び謎の石碑を発見

再び謎の石碑を発見しました。

今回の石碑には文字が彫られています。

同行者とともに、この石に何が彫られているのかをよみ取ります。

「午歳」?とかいてあるのかな?上のMみたいなのは何だろう?

ちなみに午歳は、うま年の事を示すそうです。上のMが謎!!

やはり、文字や彫刻から物事を推測するには今の僕らには到底不可能そうだ。もっと学ぶ必要があると感じました。

無事下山!そして感想!

感想

三角岳。往復約3時間ほどの冒険は無事終了しました。

いやーにしても登山は面白い。本当面白い。

登山の魅力は何といっても「達成感」であると思います。

登頂を果たした達成感もそうだし、なかなかのビュースポットを見つけたときの達成感もそう。

そしてなんといってもこのRPG感!

とりあえずこの感覚味わうと本当病みつきになります。

釣りは釣れなかったときに多少の不満が残りますし、旅行やジムもお金を使ってしまう背徳感がありますが、登山はその両方がないうえ達成感をぐっと味わうことができる本当にいいスポーツだと思います。

あ、登山の感想述べて三角岳の感想まだでした。

三角岳!まじでいい場所なんで是非登ってみてください。冒険感覚に登れてなおかつビュースポットも豊富ですよ!!

今後の課題・反省

今回の反省点

・登山ログをつけていなかったこと。

・考古学生物学に疎い

・登山用靴下を使用しなかった

・謎の鯨石の解明

今回の反省はこんな感じですかね…

他の要素は日々精進して鍛えていくことにしましょう。

登山ログに関しては「専用のアプリ」「スマートウォッチ」で代用できるかな?

登山記録は取っておくべきだと感じました。

次に生物学考古学…こちら生物学には自信はありましたが、動植物を判別できるだけの技量がないので今後磨いていく必要があります。また考古学に関しては現在日本の神話や歴史を勉強中なのでこれで少しでもカバー^出来ると良いな。

そして靴下。くるぶしはいていったら靴擦れ起こしてしにました(笑)

最後に、鯨石の謎について…これは今後調べていくうえで重要な手掛かりになるかもしれないので、是非調べていこうと思います。

以上が、今回の冒険ぼ反省点と課題になります。

ん~~しかしアウトドア、冒険は最高!!

もっと難易度の高いものにいろいろ挑戦したいです。以上、レポートを終了します。

では!!

【アクセス】

住所:熊本県宇城市三角町三角浦1241-10

海技学院登山口は、三角西港より5分程度

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