どうもよゐこパンダです!
本日はメガバスのポップXについての記事を書いていきたいと思います。
しかしルアーの記事って何か月ぶりだろうなぁ…以前書いたバグアンツ以来かもしれねぇぜ!
まあ久しぶりのルアー記事になりますが「ポップX」について書いていきましょう!
ポップX。
バス釣りの頂点を目指す人なら一度は聞いたであろう名前。
1995年にメガバスから発売されたルアーで、控えめな水しぶきと頭を左右に揺らすキレのいいドッグウォークからポッパーの代名詞として名高いトップウォータープラグです。
本日はポップXの限定カラー「ゲンロク」が発売されるにあたり、POPXについて調べたことをまとめていきたいと思います。
ポップXとは?
まずはポップXについて軽く説明させていただきたいと思います。
ポップXについて
1995年、釣具メーカー「メガバス」から発売された全長64mm、1/4オンスのルアーのことです。
キレのいい首振りアクション、大胆かつ控えめなスプラッシュはコントロールにより調整可能。それに加えて美しくよりリアルな造形から、まるで小魚の群れが水面を漂うかのような動きを再現しています。
もちろんその実績はお墨付きで、現在ではトップウォーターの代名詞といっても過言ではありません。
過去バスブームとよばれた平成のバス釣りの全盛期には、売れすぎて入手すら不可だったとか…
それに値段も高いので、買えたとしても使えませんよね…
現在は割かし供給が追い付いていますが、それでも人気なのは間違いなし。レアカラーとなればすぐに売り切れることも多いにありえます。
ポップXの特徴①『ウォータースルーダクト』
まず最初に紹介したい特徴がウォータースルーダクトです。
ポップXの口部分(ハイドロカップ)にはウォータースルーダクトという穴が空いています。
この穴は一定の水流を受け流しエラから排出する仕組みになっています。
この仕組みがプラグの動きを微調整し移動距離を制御。水しぶきの加減を丁度いい状態にして、よりリアルな動きになるように工夫されているのです。
上の動画では、ポップXの特徴であるウォータースルーダクトを塞ぐという実験を行っています。
この実験の結果を書くと、ウォータースルーダクトを塞いでないやつの方が首をよく振るそうで、ウォータースルーダクトを塞いだやつのほうがスプラッシュ音が大きくなるそうです。
ポップXの特徴は首をよく振りかつ大きすぎないナチュラルなスプラッシュ音を出すというところなので、やはりウォータースルーダクトがよりプラグを自然にみせるために、いかにいい仕事をしているかが伝わる動画になっています。
逆にいうとスプラッシュ音でアピールしたいときはダクトの無いポッパーの方が役に立ちそう。ここは使い分けていく必要があります。
ポップXの特徴②『比重がウッド』
次にポップXの特徴をあげるとするならばその比重でしょうか?
比重とは水を1とした時の素材の重さの事で、ポップXは素材がプラスチックなのにウッドと同じ比重になるように作られています。
「ウッドと同じ?何がいいの?」
と思うかもしれませんがこれは、ウッドという素材はその比重の影響から水に絡みやすくキレがありかつナチュラルな動きをしてくれるそうなのです。
「そうなのです…」というのは僕の経験の少なさからの憶測からでしかありませんが、やはりベテランや結構長いバス釣り歴がある方でもウッドの方が釣れる確率が高いのを実感している模様。
以下、釣りブログ「釣りにゃんだろう」の『プラスチック製よりウッド製のプラグの方が、大物が釣れる気がするのは、ただの気のせいか。』よりの抜粋になります。
プラスチック製のルアーよりも、バルサ製のルアーの方が、釣れる魚のサイズが大きいのです。
理由は全く説明てきませんが、これだけは事実なのです。
バルサ製の方が、用心深い老魚が警戒せずに食いついてくるからなんてことも言えそうですが、これはただの憶測の域を出ない理由であり、本当の理由は不明です。
引用:釣りにゃんだろう『プラスチック製よりウッド製のプラグの方が、大物が釣れる気がするのは、ただの気のせいか。』
この件に関しては実感している方が多く、よりウッドに近くしたものほど食いつきがいいとの証言も観ることができました。やはり比重によるキレのいい動きが影響しているのかもしれません。
ポップXの特徴③『多彩なカラーバリエーション』
次にポップXの特徴といえばそのカラーリング。
カラーの種類はなんと30色以上。カラーリングについてもシンプルなものから、よりリアルなデザインのものまで幅広い種類のカラーが魅力となっています。
また稀に店舗やイベントとコラボした限定カラーもだされレアなものになると時間がたてば1万円以上にも跳ね上がるのだとか…
ルアーとして使うもよし、コレクションとして飾るもよしと、家宝とするもよし!
使い道の多いルアーそれがポップXなのです。
左は西日本釣り博でGETした限定桜カラーになり、右がタカミヤ限定カラーになります。
こういう美しいカラーが販売されているのもポップXの魅力ですよね。
ポップXの使い方
次にポップXの使い方を紹介します。
ドッグウォーク
おそらくポップXで一番基本的な動かし方になります。動画ではドッグウォークによって雷魚を釣り上げています。
ロッド操作によって、ルアーが首を振るかのように左右に動きます。この時水しぶきもでますが、あまり出さない方がいいという方もいます。
基本的操作でドッグウォークの動きこそ説明できますが…
が…これが難しいんですよ(汗)
いや熟練者にとっては簡単かもしれませんよ。でも結構コツがいる。
よく方法として書かれているのは「糸ふけをつくり、瞬時に引いてまたたるませる」という方法です。
確かにこの通りなのですが言葉で説明するのは非常に難しい。
僕も結構トップの練習をしてやっと形になってきました。
ただ連続したドッグウォークは不可能です。
僕の場合、糸が完全にたるみ引っ張ることができなるまでドッグウォークさせ、リールで糸ふけをとりつつポーズさせるというやり方でやっています。
んーーー説明が難しくて困る(泣)
ちなみにドッグウォークは表層の小魚を意識する方法なので、活性が高くバスが水面に寄っているときに効果を発揮します。
スプラッシュ
着水時の水はねや、ロッドワークによる水はねでバスにアピールする方法です。
基本的にこのスプラッシュ音が大きければ大きいほどバスにアピールすることが可能ですが、ポップXは大きすぎないナチュラルな水はね音でバスを誘い出します。
スプラッシュは、水しぶきをあげて小魚がベイトを追っている姿もしくは、小魚の群れが逃げ惑う姿を演出する方法です。
他にもポーズをいれることにより水に落ちた虫を演出することが可能。
使う場面としてはドッグウォーク同様水面のバスを狙う場合や、岸際や樹木が生い茂っている場所(オーバーハング)を狙う場合になります。
特に6月~8月には虫パターンや弱った小魚を追う場面がみられる季節ですので有効になります。
スプラッシュ&シェイク
着水して波紋が消えた後にシェイクする方法です。
この方法は初めて知りましたが、上記の動画で実際に実績をあげています。
要は、スプラッシュでバスにアピールしたのち、尻尾の羽根(ティーザーフック)で虫を演出し食わせるといったやり方です。
シェイクは本当小刻みに竿を振るだけでOK。
このようにポップXの動かし方はまだまだあります。
ただ巻きによるスプラッシュ、高速巻きによるスプラッシュ、これら技法の複合で水面下のバスにしっかりアピールしていきましょう!
なお、ポップXのようなトップウォーターが活躍できる時期は結構限定されアフタースポーンの5月6月から虫パターンの効く7月8月になっております。
ポップXが活躍する時期・場所
さて次にポップXが活躍する時期と場所について説明しましょう。
ポップXのようなトップウォーターで釣れる時期をまとめると5月~8月がメインになります。
そして狙う場所は、オーバーハング(木の下)や茂みの横などの岸よりの浅場になります。
ポップXが活躍する時期
アフタースポーン(産卵後)
春に産卵を終えた後をアフタースポーンといいます。
5月か6月がアフタースポーンにあたり、オスは浅場で子供をまもるため攻撃的になり、メスは少し深場にて体力を回復させます。
この時オスは浅場にいつき、メスは浅場の方を向き弱った昆虫などを捕食して体力を回復させます。
上記のバスの習性から、アフタースポーンではトップウォータープラグがめちゃくちゃ活躍すると理解できるでしょう。
トップウォーターの代名詞でもあるポップXも例外ではなくこの時期に非常に活躍します。
真夏の朝夕マズメ
7月8月の朝夕、バスは落ちてきた昆虫を捕食しまくります。
夏場は暑く、日中は水深のある場所にいるブラックバスも、マズメ時には落ちてくる昆虫を狙うため水面に上がってきます。
この時にポップXは活躍するのです。
先ほど紹介したスプラッシュやドッグウォークなどの技法を複合して、どんどんバスに食わせていきましょう。
ポップXが活躍する場所
トップウォーターは基本的に水面を狙うルアーです。
ポップXにおいても水面どこでも狙うことは可能ですが、やはり絞るべきポイントはあります。
オーバーハング
難しい言葉ですが簡単にいえば樹木の下になります。
樹木の下は虫が落ちてきやすく、バスにとっては絶好の餌場となるのです。
オーバーハングを見つけたら手当たり次第にせめて行ってみましょう。
岸際
オーバーハングの無い野池もあります。その時はなるべく岸際を狙ってみましょう。
特にアフタースポーンでは、昆虫や小魚を岸際に追い詰めて捕食する習性があるので岸際を狙うことは非常に有効であると言えます。
ポップXのリスペクトカラー「ゲンロク」とは?
さて本日の記事でポップXの魅力と使い方について大体分かっていただけたのではないでしょうか?
またトップウォーターの時期についても7月8月がベストシーズンだということで、これからポップXが活躍する時期に入ってくることもわかっていただけたと思います。
さて、そんな時期にポップXの製造メーカー『メガバス』が新たなカラーをリリースしてきました。
その名も『ゲンロク』。
ここではリスペクトカラー『ゲンロク』について紹介したいとおもいます。
リスペクトカラーとは?
30年の歴史を歩んできた『メガバス』が生み出してきた、名作カラーを月替わりに再現復刻する企画です。
今回紹介する『ゲンロク』をはじめこれまでに数々の名作カラーが復刻されてきました。
メガバスの歴史を紐解く最重要カラーなので、興味のあるかたはこれを期に入手しておくべきです!!
ゲンロクについて
ゲンロクはポップXやポップMAXに存在するオールドテイストカラーで名前の由来は元号の『元禄』です。
名前から見て分かるように『和』をモチーフにしたその色彩は、職人の技術が名一杯詰め込まれています。
均等に整ったパロットパターンや、腹部のクラックパターンなどは非常に手の込んだ作りで、その工程の多さから個体数が非常に少ない希少なルアーとなっています。
もちろん、ポップXの特徴でも紹介したように、ポップXをはじめとするメガバスのルアーは確実に実績のあるルアーとなっておりますので、コレクションにしても、実際の釣りに使用しても文句のない一品になっております。
まとめ
というわけで、トップウォーター界のレジェンド「ポップX」について紹介させていただきました。
ポップXはこれからの季節非常に役に立つルアーであることが分かっていただけたでしょうか?
造形、カラーリング、アクション。
どれをとっても最強なルアーであることがわかります。
かくいう僕も現在練習中なのですが動かせるようになってくるとこれがまた面白い。
ポップX…本当にはまってしまいます。
みなさんも僕と一緒にポップXでトップを攻略しませんか?
では!
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