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熊本にある不思議スポット『河原町繊維問屋街』を訪問。レトロな空間にあるモラトリアムとは?

どうも。

よゐこパンダです。

最近、旅系の記事が多くなってきてますね。

結構観光地とかめぐるのは好きなんですよ。その土地の文化やお土産、生態系に触れるのはものすごく楽しい。

とはいえ、僕も本業があるのでなかなか遠出の冒険は出来ないんですよ。

そこで近場で不思議スポットでも探してみようかと思い調べてみるとこれが案外でてくる。

今回訪問した『河原町繊維問屋街』もかなりの異空間スポットで、記事では何度か見たことがあるものの、実際行ってみると時間の感覚がおかしくなるのでは?とうくらい不思議で面白いものでした。

今回はそんな『河原町繊維問屋街』と、この商店街に店を構える『モラトリアム』さんについて紹介していきたいと思います。

目次

熊本市にある河原町繊維問屋街について

まず最初に河原町繊維問屋街について説明していきたいと思います。

河原町繊維問屋街とは?

熊本中心地から少し外れたところにある河原町。

その一角にある商店街を通称『河原町繊維問屋街』といいます。

この辺一帯には以前「長六の闇市」と呼ばれる市場帯が形成され、朝鮮人や沖縄の人、戦争の被災者などが様々なルートから物資を運び入れ、取引を行っていたそうです。

闇市とは戦後全国各地で広まった商業形態で、元々は人々が青空の下にシートを敷き、非合法で入手したものを販売するような場所だったようです。

この原始的な闇市は発達が進むと、廃材などを使ったバラックと呼ばれる建築物からなる市場を形成するようになり、大きいものでは現在の商店街にまで発展したものもあると言うから驚きです。

この河原町繊維問屋街は規模や建築物からみても、かなり発達していた市場だったのではないかと推測できます。

現在は、そのほとんどがシャッター街になっていますが、入り組んだ路地とレトロな雰囲気が異空間を再現し、写真好きや旅好きにはたまらない穴場スポットとなっています。

現在の河原町繊維問屋街

現在の河原町繊維問屋街は、不思議スポットとして人気が高くなっています。

特にそのレトロな雰囲気や、複雑に入り組んだ路地から写真好きや旅好きにはかなり人気のスポットになっています。

また河原町繊維問屋街近辺には雑貨屋やカフェもあり、この一帯だけでも十分に時間を潰すことができます。

特におすすめなのが、この河原町繊維問屋街の中に店を構える雑貨屋『モラトリアム』。

見たこともないような珍品や懐かしいレトロ雑貨を多数取り扱っていて、河原町繊維問屋街という異空間をさらに不思議なものにしています。

熊本県の河原町に訪れたなら是非立ち寄ってほしいスポットです。

実際に河原町繊維問屋街へ行ってみた

実際に河原町繊維問屋街へ行ってみたので、記録を残しておきたいと思います。

場所は白川沿いの長六橋付近に

白川にかかる長六橋付近に河原町繊維問屋街はあります。

河原町一帯は新古川街と呼ばれていたそうです。

この付近に闇市が栄えた理由としては、川尻から河原町まで電車と、現市電の丁度乗り換え地点であったからとされています。

この白川沿いの通りを進んでいくとやがて河原町繊維問屋街は見えてきます。

見た目は廃墟と間違うかも?

白川沿いの入り口から見た河原町繊維問屋街になります。

見た目はもう完全なる廃墟です。

実はこの空き地も元々は河原町繊維問屋街の一部だったそうですが、火事によって消失したそうです。

さて、この廃墟のような入口を進んでいくと、さっそく雑貨屋『モラトリアム』がみえてきます。

河原町繊維問屋街の中を散策

廃墟かと思われた市場の入り口にはレトロな店が。

これが、後に紹介する『モラトリアム』という雑貨屋になります。

にしても、このレトロな通りにマッチしてる。素晴らしい立地です。

路地を進むと、さらに雰囲気はレトロになってきます。

コンクリートの道とポップカラーの窓枠やドアがたまりません。

そしてなんといってもこの曲がり具合でしょう。

まっすぐに伸びた土地より、少し怪しげに入り組んだ路地の方が趣があります。

まるでジブリの世界のようです。

道に置かれた緑もお洒落です。

そして椅子すらもアートになります。

かつて、多くの人がこの道を往来していたのでしょう。

現在はシャッター街になっていますが、道に置かれた植物が、再繁栄を示唆しているようで力強く感じます。

いつか、大都市東京もこのようになっていくのでしょうか。

ミシンと緑。

繊維街というだけあって昔使われていたようなミシンも置かれています。やはりここにも多肉植物が。

美しいです。

道の至る所に緑。

特に高所から下がる植物は、力強さを感じさせてくれますね。

軍艦島然り、人工的なコンクリートの灰色に、大自然の緑はよく似合う。

反対側の入り口から見た河原町繊維問屋街の路地はこのようになっています。

やっぱりお洒落ですね。

ちなみにこの河原町繊維問屋街近くの通りもカフェや雑貨屋が点在していて、散策してみる価値は十分にあります。

再び、河原町繊維問屋街の路地に戻ってみましょう。

この階段はいろんなブログで見ます。結構人気みたいです。

一軒灯りのともっているお店を見つけました。

何屋さんだろうか?

中を見てみるとミシンや洋服のようなものがあったので服屋かな?それにしても不思議です。

こんな感じの河原町繊維問屋街。すごくいい雰囲気で本当に素敵な場所です。

僕もいつかここに店を構えて、魔法アイテム専門店でも開こうかな(笑)

では、次に『モラトリアム』さんにお邪魔してみます。

レトロ雑貨を取り扱う『モラトリアム』へ

河原町繊維問屋街の路地をある程度回った後は、この商店街の名物であるレトロ雑貨やの『モラトリアム』さんへお邪魔しました。

昭和レトロで固めたお店!昭和の世界へトリップ!

河原町繊維問屋街の路地の一角にある昭和レトロ雑貨専門店『モラトリアム』。

僕は結構雑貨屋巡りも趣味で、レトロ雑貨や駄菓子屋に足を運ぶことも多いのですが正直このモラトリアムはいい意味で異質です。

オーナーさんも愛想がよくしっかり受け答えしてくれ、過干渉もせず店内を自由に散策させてくれました。それにブログで掲載したい旨を伝えると快く了承。本当に助かります。

また、アイテムも面白く、他では絶対見ることのないようなレアアイテムが手ごろな価格で入手できます。

入口にはいるとまず迎えてくれるのは、膨大な本とおもちゃ。

それも現代おもちゃおもちゃでなくて、昭和時代のものです。

昭和生まれでなくてもなんとなく懐かしさを感じる。

なぜか?

そうだ。昔ばあちゃんの家で見たことあるからだ。

どうやらこの雑貨屋のコンセプトは昭和時代のようで、レトロなおもちゃや本だけでなく、物凄い量の洗剤、空缶、薬品や古新聞、昭和時代のお菓子(※食べられません)などが販売されています。

ばあちゃんの家の押入れを漁ると、このようなアイテムが多数でてきたのを思い出します。

ばあちゃんちを探索するのが趣味だった僕からすると、これはもう宝庫。

このように書類棚もありここには昭和の説明書や写真が入っています。

あー懐かしい。

あの薬品箱、ばあちゃんの家にあったな!色は青か緑だったけど…

祖母宅の倉庫をそのままひっくり返したようなお店。ワクワクが止まりません。

さて、次に2階にいきます。

急な階段の先にあるのは…

2階へは急な階段を上る必要があります。

白塗りの階段はお洒落だけど怖い。

一段昇るごとにギィギィ軋みスリルがある。それでも探索している気分になれるので楽しいです。

これが二階です。

1階にはホラー漫画が多かった印象がありますが、二階は昔の書籍や少女漫画が多かったように思えます。

母親の部屋で見たことのある本も数点みつけることができました。

奥にすすむと赤チームとよばれる薬品を発見しました。しかも新品??

おそらく赤チンかなんかかな?珍しいアイテムです。

そしてレトロな絵画も展示されています。

この絵画がすごくかっこいい。

後にInstagramで話を伺ったところ、この絵画は自身で描かれているようで、積極的には販売はしていないようですね。

しかし…これは欲しくなるって!

さらには昔ながらの陶器の置物も。

昔の置物って可愛いんだか怖いんだかわかりませんよね。

ばあちゃんちにもたくさんあって怖かったのを覚えています。でもこう見るとお洒落ですね!

はい。

この他にも多数のレアアイテムを見ることができました!

特に気になったのが怖い話の本レトロ缶。

怖い話はオカルト好きということで興味があり、レトロ缶はアウトドアに利用できそうなので欲しいと感じました。

あと、気になったのがモロケシゴムとかいうアイテム。

昨日少しみたのですが使い方わからずにスルーしたんですよ。

でもよくよく調べてみると、実はこのモロケシゴム…面白いギミックがあるのです。

なんと覗き穴が付いていて、覗くと〇〇な画像がみれるとかなんとか…

今度買ってみよう!!!

はい、というわけで、モラトリアムさん。

まじで最高に楽しかったです。面白い時間をありがとうございます!!

このほかにも、掘り出し物やレアアイテムが多数存在するので興味あるかたは是非訪問してみてください。

感想

はい。

ということで熊本の町中にある不思議空間『河原町繊維問屋街』の訪問記事を終了させていただきたいと思います。

いや~~。

噂には聞いてはいたけどかなり探索のしがいがあるスポットだった。

それにモラトリアムさんも見ているだけで面白い。

本当オススメのスポットです。

レトロといえば、この前の八女のウメノ商店を思い出す。

またこの周辺にもカフェがあるので、今度はモラトリアムさんで買い物したあとカフェでも探してみようかな。

皆も不思議空間にいって癒されたいと思ったら、この河原町繊維問屋街を訪ねてみてください。

では!

【アクセス】

名前:河原町繊維問屋街

住所:〒860-0023 熊本県熊本市中央区河原町

【アクセス】

名前:モラトリアム

住所:〒860-0023 熊本県熊本市中央区河原町中央区 2番地

河原町繊維問屋街にあります。時間は不定期のためInstagramを確認ください。

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • お久しぶりです。いや、わくわくして読みました。もろ昭和生まれにはたまらん。さびれた怪しい路地にあらわれるスポット、いいなぁー。アジアの街にも、こんな雰囲気あって下川裕二って作家が写真入りの本いっぱいだしてるんで、よかったらみて。さあ焚き火シーズン到来、また10月から12月まで毎月ソロキャンです。

    • お久しぶりです!読んでくださってありがとうございます!
      最近は冒険ログを謳うのに登山や旅の記事を書いてなさすぎなことに気づいてそれ系の記事をふやしています。
      しばらくは新規旅記事や過去の記事のリメイクになると思うので是非読んでください!
      とはいえ、焚き火シーズンにはいりますね!
      焚き火系のアイテム紹介や調理なんかも掲載していきます!
      下川裕二さんの本。見てみます!

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