どうも。よゐこパンダです。
本日は熊本で毎年開催されている植木市という植物のフェスに参戦してきたのでここに記していきたいと思います。
植木市ではここでしか手に入れることのできないレアアイテムが多数存在しています。昔の貨幣や骨董品、一点物の植物や絵画、アウトドア用品などその種類は多岐にわたります。
まるでハンターハンターのヨークシンシティを思わせる市場は思わぬレアアイテムに遭遇する可能性大。冒険してみる価値があります。
植木市とは?
さて、ここで植木市について簡単に紹介したいと思います。
植木市とは?
正式名所「熊本春の植木市」は毎年春近くになると熊本駅近くの白川沿い開催される植物即売会です。
しかし植物に限らず骨董品や、昔の貨幣、ナイフやテッパンなどといったアウトドア商品、メダカなども販売されています。
この植木市の歴史は実は古く、1573年からあったとされています。
由来としては公式サイトから抜粋させていただきました。
『肥後見聞雑記』によれば、親賢公が病床にある子息を慰めるため「何か珍しいものを催すように」と新町に申しつけたので、城下の新町1丁目で(子どもの遊ぶ玩具である)木の獅子頭や雉子(きじ)を作り並べた市を開いたことによると記されています。
当時は植物ではなく珍しいものを販売するそんな市場だったようです。
いまでいうハンドメイド作品みたいなものでしょうか。
時代が流れるにつれ、植物などの販売が盛んになり現在の「植木市」にとなっていきました。
そんな植木市ですが、売っている商品は全体的に和テイストの物が多いです。
例えば老舗鍛冶屋の包丁であったり、盆栽だったり、金魚やメダカだったりしますが、その中でも現在の流行にのせたような出展者の工夫をみることができます。
時期は?場所は?入場料は?
時期は?
2022年熊本春の植木市は2022年2月1日~3月11日になります。
場所は?
熊本駅近くの白川沿いになります。白川橋の下です。
毎年場所は変わっていないように思えます。
入場料は?
入場料は基本無料となっていますが、感染症対策の用紙を記入する手続きが求められます。
植木市は魅力的な店が満載!若者も多い!
植木市は骨董品や盆栽など年配の方が好みそうなものを多数置いています。
しかし、参加する若者は多く、植木市自体が徐々に現代志向になりつつあることが伺えます。
例えば有名どころでいうと「宮嶋園芸」さんです。
宮嶋園芸さんはおそらく昔から植物販売を行ってきたであろう老舗です。
店主の方も年配で昔人気だった植物から現在の流行までをしっかりと知り尽くしています。
流石といったところです。
この宮嶋園芸さんは主に「多肉植物」をあつかっており現在のブームに乗っていると言えるでしょう。
他にも今回面白いなとおもったのが「宮尾刃物鍛錬所」さんになります。
ここもおそらく老舗の刃物屋さんなのですが時代の流行にのせた商品を多数販売していました。
今回はこの二つの店舗をメインとしたフェス参加記録を記述していきます。
安定の「宮嶋園芸」
おそらく植木市といえばこの「宮嶋園芸」さんを狙いとしていく人も多いのではないのでしょうか?
少なくとも僕を含めた周囲の友人はこの宮嶋園芸さんをメインターゲットとしています。
宮嶋園芸さんは熊本県芦北郡にある植物専門店で、取り扱い植物は多岐にわたりしかも質が良く安いものが多いです。
そしてなんといっても驚きなのが店主の知識と植物愛。
昔人気だった種から現在人気の種のことや、価格の推移なんかも良く語ってくれます。
聞いていて面白いし、勉強になる。本当にいい店になります。
芦北に本店があるということなので釣りやドライブがてらによるのも最適です。
写真は本店に訪れたときに購入した「パキポディウム・グラキリス(Pachypodium Gracilius)」になります。
根元が太くなる、いわゆる塊根植物というもので現在マニアや若者、植物ハンターの間で人気があります。
今回の植木市ではグラキリスは販売していなかったので、「パキポディウム・レイコキサンツム」という種類を購入しました。
この種は情報量が少なく育てるのに一手間かかりそうですがどうなることやら…
他にもアガベやディッキアなんかの人気種も販売しています。
そして中で特化しているのが多肉植物!!
ずらーっと並んだ色とりどりの多肉植物には心奪われます。
カンテやロメオなんかの人気種もおいてあったので多肉購入(通称:多肉狩り)をしたい人は是非訪問してみると良いです。
下に本店の住所を掲載しておきます。
前に訪問した時は事前の連絡をお願いされたので事前連絡したほうがいいかもしれません。
【アクセス】
店名:宮嶋園芸
℡:+81080-1762-8762
住所:〒869-5441 熊本県葦北郡芦北町佐敷83
芦北町立佐敷中学校付近
おもろい商品多数「宮尾刃物鍛錬所」さん
次にメインとして紹介したいのがこの「宮尾刃物鍛錬所」さんになります。
本来ならこの記事は「面白いものを見つけるために旅にでたよ!」という内容のみの報告になるんですが、この「宮尾刃物鍛錬所」さんはさらにこのブログに沿ったような内容を提供してくれるような商品を多々出品しているのです。
つまりアウトドア用品。
1959年に創業を開始した宮尾刃物鍛錬所。かなりの老舗になります。
過去から現在まで刃物を製造してきた宮尾刃物鍛錬所さんもまた、現在の志向にあった商品作りに励んでいます。
今回見つけた商品の中でそんな心意気が強くでていたのがコチラの商品になります。
「鍛冶屋のテッパン」!!
現在「ヨコザワテッパン」がブームなのでその流行に乗ったのでしょう。
アウトドアが増えた今の時代、このような心意気は大変喜ばしいものになります。
もちろんヨコザワテッパンのように専用のやっとこ、ヘラ、袋もしっかり付属しています。
ちなみにテッパンの厚さは4.5mmだそうです。ヨコザワテッパンより少し薄いといったところでしょうか…
サイズも多種販売しており、顧客のニーズに合った商品展開を行っています。
コチラのテッパンもシーズニングが必要と思います。
ヨコザワテッパンのシーズニング方法になりますが、シーズニングについては別記事に記載していますのでこちらもご覧ください。
他にもアウトドア用ナイフも取り扱っていました。
今回見たナイフのメーカーは
Smith & Wessonというメーカーのナイフになります。
なんか聞いたことある名前だなと思っていたところ、僕の所持しているエアーガンのモデルとなった銃を作成しているメーカーでした。
つまり、より軍事用に近いことが伺えます。
ちなみに虹色に輝く手前のナイフは図鑑で確認したところ「リトルパル」という名前でしたね。
さて、そんな「宮尾刃物鍛錬所」さんの場所を紹介しようかとも思ったのですが、口コミによると駐車場がないのと工場での販売になるようなのでここではあえて掲載しません。
また対面販売も植木市のみになるそうなので、しっかり話をきき確実に買いたいのであれば植木市に参戦するようにしましょう!
こんな感じで宮嶋園芸さんや宮尾刃物鍛錬所さんのような若者のニーズを考えた老舗が多いですです。
他にも見どころたくさん!!
他にも見どころは多くあります。
たとえば「メダカの健」さんもなかなか面白かったです。
このお店は名前から推測できる通りにメダカを専門とした販売を行っております。
メダカの他にもザリガニやチェリーシュリンプなども販売していました。
またガーデニング専門店や、骨董品も見ることができました。
謎の埴輪…
ばあちゃん家の倉庫にありそうなニッパーなど…
他にも古い貨幣や絵画なんかも売ってましたよ!!!!
最後は出店で締めましょう!
植物や骨董品の他、祭りの出店も多々きています。
定番のりんご飴からイカ焼き、梅が枝餅なんかもありました。
今回ははしまきで締めました。
はしまきめっちゃ美味しかったです!!
感想
はい。というわけで、熊本春の植木市2022に参加してきました。
感想としてはやはり何度参加しても面白いというとこですかね。
去年の2021年にももちろん参加しましたが、年を追うごとにだんだん現代志向になっているような…
そんな春の植木市!!
2022年は2月1日から3月11日まであるので是非参加してみてください!
あ、もし今回参加できない場は来年もあるので来年こそは参加しましょう!!!
では!!
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