どうもよゐこパンダです。
エギングがメインの僕ですが、本日は友人がアジを釣らせてくれるとのことで、少し遠出してアジを狙いに行っていました。
アジングは去年からちょこちょことさせて頂いていますが、上手い友人と釣行したときには釣れ、一人で行ったときには釣れないなんてことが結構起きているんですよ。
友人曰く、道具・場所・腕全部が釣果を左右するとのことで「本当かよ」と思い、その事実を知るべく、そしてアジを大量に釣るべく北九州の門司へ出向いてきました。
車を走らせ関門へ…
さて、夜の8時から車を出し3時間かけて関門に向かいました。
関門への高速はわかりにくく、スマホのナビが門司ICを目指すのですが、鹿児島方面からだとここには到達できず、反対車線(関門側)のルートからじゃないと門司ICから降りれない現象に遭遇しました。もちろん下関にわたりもう一度Uターンし反対車線へ行きました。
門司についたはいいもののそこから迷いながらも和布刈公園や西海岸付近をさまようことに…
友人はその周辺にいると言っていたのですが、見つけることができず、全然関係ない釣り人はポツンポツンと確認することができます。
釣り人はみんなアジングをしているようです。
なるほど…
友人だけでなく結構な人がこの周辺を狙っている。
この一帯は良いアジングのスポットなんですねぇ。
確かに若松~関門にかけての海沿いは道路や工場沿いということもあって結構な光が差し込んでいます。
その光にベイトが集まり、そのベイトを狙ってアジやらシーバスやらが寄ってくるわけです。
結局到着してから1時間近く、友人がみつからず、さらに道に迷って、ようやく12時くらいにとある地点で合流しました。
夜の門司で友人と合流
「今回の場所は長靴が無いと死ぬぞ」
合流した途端友人がいいます。
どうやら、このスポットは足場が悪くこけたりしたら大事故に繋がるとのこと。
しかも事故というのも多種にわたり、落水、転倒、貝による切創様々です。(記事:切創の応急処置方法)
友人は、僕が長靴を持っていないのを見越してMAZUMEのフェルトスパイクラバーブーツを貸してくれました。
このフェルトスパイクは磯での必需品のようでして、ソールについたフェルトと鉄がしっかりと岩場に引っ掛かり、滑りなどを軽減してくれます。
めっちゃ助かる!!
さて、実際降りてみると岩場の距離はそんなに長くは見えませんが、歩いてみると地獄です。
斜めにきりたった岩とか苔の映えた岩が大小混在していて足をかけるたびに、
「あぁっ!!」
と滑り喘ぎます。
フェルトスパイクスーツを使っても滑るところは滑ります。実際、通常の靴では太刀打ちできません。
どうにかこうにか声を出しながら目的ポイントまで到着しました。
「防波堤のしたから夜な夜な男の声が聞こえるんじゃ」
この門司一帯は壇ノ浦の戦いがあったこともあり、また一つこういう怖い噂が増えていくかもしれません。
さて実釣!最初のキャストで速攻HIT!
ゴーーーーーーーーー
壮大な関門海峡を風が抜ける。
真っ黒な海は時折受ける街灯の光をキラキラと反射しながら、静かにうごめいています。
潮 | 満潮 | 干潮 |
大潮 | 10:15 | 3:49 |
21:35 | 16:09 |
上記は当日の潮です。
さてポイントについたらあとは投げるのみ。
本日のタックルは
・DAIWA:CALDIA LT2000S
・ORYMPIC:CORTO ux
・34:キメラベイト(カラー:たくあん)
アジの狙い目はやはり明暗らしく、さっそくキャスト。
と…
コツン
来た?
と思うと同時に、グググとラインが持っていかれる。
キターーーーーーーーーーーーー!!!
アジングには詳しくありませんが、去年少し釣ったこともあってかその引きはアジであると確信しました。
水面には、街灯の光をギラギラと反射しこちらにひかれてくるアジが見えます。
そして、またこれがそこそこいいサイズ。
20あるかないかですが、サビキですとこのサイズはなかなか見ることが無いかもしれません。
「うぉ!!釣れた!!」
喜んでいると、友人もHIT!!
しかもこちらはさらに型がよく、計測してみると22㎝でした。
そっからは入れ食い!!すげー楽しい!!
「アジングはめっちゃ簡単なんだ!!!」
調子に乗ったのもつかの間…HITは次第になくなり
さて、ある程度時間が経ってくると最初のあの爆釣が嘘だったかのように釣れなくなってきました。
友人曰く「釣りなくなった」とのこと。
ただ、全く釣れない僕を横目に友人はそれでも釣っています。
なぜ?
ここで、僕の竿を貸し友人に釣ってもらうことにしました。
シュ!っと手慣れたキャストを行い、なにか操作を行った瞬間…
「来た!」
とのこと!!
「マジで来た!でも、なんで俺はつれなかったんだーー」
いろいろ疑問が残ったんでなんの操作をしたか友人に聞いてみたところ、
「ただ巻きしただけ…」
とのこと。
よくよく話を聞くと、どうやら僕の竿は1万円台の安物なので感度が悪く糸ふけが全くない状態でないとアタリがとりにくいとのこと。ただ巻きで糸ふけを取ったら釣れるとのこと。
なるほど。
これが俗にいう、道具と知識なんですね。
アジングというのは、初心者向けの入りやすい釣りでもあるし、その中でも初心者と上級者で差が開く奥の深い釣りでもあります。
まずこの釣果を左右する要素が竿(道具)になってくるでしょう。
上級者が持ついい竿は、アジのかすかなあたりを丁寧にとらえ見逃さないように作られています。
これに比べ、1万円台のビギナー用のやつは感度が落ちるそうです。
この場合、風が無い日を狙うか、ただ巻きのようにして糸ふけを取るかが対応手段になるそうです。
そして道具のほかに必要なものが腕なんですね。
場所を狙い、狙った場所にキャストし、そしていろんな経験則から知識を引き出しあたりを取る。
なるほど。
本当に勉強になる。そして腕の違いを見せつけられた(笑)
こんな感じで、教えてもらったことを実践し7どうにかその場は乗り切ることができました。
最初ほどではないですが、また数匹釣りあげることができました。
そろそろ納竿や!!
「そろそろ納竿にしようか」
友人がいいます。
これから釣れなくなるとのこと。
「なんで?」
僕からしたら、なぜそんなのが分かるのか?という感じなんですが、
「アジにはパターンがある」
とのことでした。
これが今回学んだ道具、腕に並ぶ3つ目の要素で、いわゆる場所といわれるものです。
アジングで、釣りあげることができない理由はこの場所を把握していないことがほとんどだといいます。
アジは回遊魚ですので、ある場所にある決まった時間に群れで現れる習性があるのだそうです。
このある場所というのに影響するのが、潮、時間であるそうです。
この場所では、引き潮のときの何時間が勝負だとか、夜がいいとか、細かい決まりがあるらしく、それを知ることがアジングで数を釣るための近道になるとのことです。
今回のこのポイントは友人曰く、「今日はもう釣れん」とのこと。
潮がもう終わっているといっていました。
そんなこんなで納竿。
引き潮で最初よりも険しく向き出た岩場を戻り、車まで到着しました。
本日の釣果と感想
さて、本日の釣果です!!
じゃん!!
二人わせての釣果になります。(僕はあんまり釣っていませんが)
サイズもほとんどが20前後で、わりかし良いサイズでした。
それになかなか楽しかった。
また、是非釣行したいと思いました。
しかし、アジングは本当に奥が深い。
特に条件をそろえることが釣果アップの近道なんだなぁと感じることができました。
まず、回遊してくるポイントを知ること。
そして、そのポイントの時間がいつなのか知り、ベイトを知り、それに応じて考え、道具を変えここではじめて良い釣果がでるもんなんだと感じました。
場所・道具・腕、つまり「慣れる」ということがアジング上達への近道になりそうです。
さて釣ったアジは、一部塩焼きにしました。
めちゃくちゃ美味い。
本当にアジは日本の大衆魚だ。
サビキやルアーで簡単につれ、ゲーム性もあり、そして美味しく頂ける。
最高の釣りです!!
では!!
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