こんにちは。よゐこパンダです。
季節は秋!秋といえばズバリエギング(イカ専用ルアーを使ってイカを釣ること)に最適な季節だと思っております。
これを読んでいるみなさんも、「イカを釣りたい」「釣りたいけど本当に釣れるか不安」と思っているんではないでしょうか?
その気持ちわかります。
僕も、エギングをはじめた当初は…
「こんな訳の分からないルアー(エギ)でイカなんてくるの? 」
なんて思っていました。
どうにか不安を振り切って、釣具店に出かけたものの多すぎるエギメーカーやそのサイズに本当に困惑していました。
今日は、そんな
「エギングをしたいけど踏み出せない」
「とりあえずイカを釣ってみたい」
という悩みを持っている人達に向けて、僕が初めてイカを釣ったときの方法と、使用した道具を公開します。
この情報は二部にわけて配信するつもりです。
1部:エギング!最初の1匹を釣りあげるために僕がしたこと!①(情報収集編)
2部:エギング!最初の1匹を釣りあげるために僕がしたこと!②(道具選択・実践編)
内容はわかりやすいように、やるべき点のみを簡潔に掲載したいと思います。
動画も、僕が参考にした「この人のこの動きだけを覚えたら絶対に釣れる」というパターンの動画をYouTubeから引用させていただきます。(2部に掲載)
僕自身も初心者ですが新たな気づきと今後の成長のためにあの頃の僕に言い聞かせるつもりで纏めてみましたので、読んでいただけると幸いです。
※この記事は下記の人を対象にしています
・エギングでまだ釣果のない人
・初心者の人
最初の1匹は選ばない
まずはマインドからです。
とりあえずイカを釣ってみたい方は、まずイカの種類やサイズは選ばないでください。
エギングを始めたばかりの初心者にありがちなのが、有名釣り師の動画、SNSや釣具店の情報や写真を見て「こんな大きいの何杯もつれるんだ?」「コウイカよりもアオリイカが釣りたい!」と思ってしまうことです。
このことに関してズバリ言いますと「そんなに簡単にはイカは釣れない」ということです。
こう書くと「え~っ、エギングってやっぱ難しいんじゃん」って思うかもしれませんが、ご安心ください。
イカは、サイズと種類さえ選ばなければ簡単に釣れます。
だって、仲間に釣り下手といわれる僕が釣れているんですから!あまり道具に力を入れない僕が釣れてるんですから!
もう一度いいます。
イカは、サイズと種類さえ選ばなければ簡単に釣れます!
そもそもイカの種類って?
まずはイカについて少し知っておきましょう。
エギングで釣れるイカは多種います。
そのなかでも特に岸から狙うイカとしてメインとなってくるのが、「アオリイカ」と「コウイカ」になってくるでしょう。「ヒイカ」等のイカもいますが、まずはこの2種のイカがメインとなってきますので覚えておいてください。
アオリイカ
まずはド定番「アオリイカ」ですね。
エギングを始めようと思っている人のほとんどがこのアオリイカを目標にしていると思います。
大きさはピンキリですが親イカの胴長は40-45㎝とされており、大きいものは50㎝にもなります。
イカの王様の異名を持つアオリイカは異名が示すよう美味で、釣り人から非常に人気の高いイカです。
コウイカよりも流れの早い場所や、岩礁地帯を好むため釣りあげるのは少し厄介になってきます。
コウイカ
つぎに「コウイカ」です。これもアオリイカ同様、釣り場のデータ本などに多く乗っています。
コウイカはその名の通り、体内に固い甲羅がはいっています。値段も安くアオリイカに比べると人気は劣りますがコウイカの肉厚さに惹かれ狙って釣る人もいるくらいです。焼きそばの具材等、歯ごたえの欲しいものにはコウイカが好まれます。
そんなコウイカですが、このイカは通常、砂地の場所に多く生息しているようです。コウイカは群れる習性があるのか、同じ場所で連発する場合があります。
コウイカを狙う場合は、根掛する心配も少ないので、ボトムを丹念に狙っていきましょう!!
最適の季節を見極める
次に最適の季節を見極めましょう。
エギングは年中通して行うことのできる釣りです。しかしその中でもやはり最適な季節はあります。
エギングに最適な季節は2つ。その季節は春と秋になります。
その中でも特におすすめしたい季節は秋です。まず1匹釣りたいのなら秋にしましょう!
秋のエギング
秋(9~11月)のエギングは、夏に卵から孵ったアオリイカの子供を狙うには最適な季節です。
親よりも警戒心の薄い子イカは結構な勢いでエギにアタックしてきます。また個体数も多いので、秋のエギングは本当に最適といえます。
また気候が穏やかなのも、長期的に粘れるといった点では強みになるでしょう。
以上のことから秋イカを狙うのが、まず1匹釣りあげるための一番の近道となります。
春のエギング
次に春のエギングです。
だんだんと暖かくなってきたころからイカは姿を現します(※場所によりバラツキあり)。これは沖の深場にいたイカが産卵のために沿岸付近の藻場に接近しているためなのです。
この産卵期を狙っての釣りが春のエギングになります。
春のエギングは非常に有名です。うまくいけば数もつれますしサイズも大きいです。しかし、その難易度は秋のエギングよりも数段高くなります。
これは、親イカの警戒心の高さが影響しています。親イカ(春イカ)は、険しい海の中でどうにかして生き残った猛者たちです。エギの動きにおかしな点があれば、すぐに察知し偽物の餌だと判断します。イカはかなり頭のいい生き物なのです。
このようなことから、「どうしても一匹釣りたい人」には春のエギングはお勧めしません。
さらに春のエギングで挫折した人は、エギングに面白さを見いだせなくなりやめてしまう場合もあります。
そういった点ではハイリスクハイリターンの釣りでもあります。
そのほかの季節
エギングは一年を通して行うことができます。
特に数にこだわらないのであれば、夏もいい季節といえます。ただしこの季節は生まれたての子イカや、弱った親イカが多くなる季節です。つまり個体数は秋や春よりも断然少ないといえるでしょう。その代わり食べごろのサイズに成長した、早生まれの子イカや、大きく成長した親イカと遭遇する可能性も十分にあります。
また、コウイカはあまり季節にとらわれず釣れる気がします。3月~5月がメインといわれるコウイカですが、冬や夏でも実績はあります。
このように書くとエギングはいつでもできる手軽な釣りでもあるのです。
いつの季節もチャンスはありますが、初心者はやはり秋狙いがベストです。
どうしても釣りたい人は、春よりも秋のエギング!!
時間帯はいつがいい?
昼より夜のほうが釣果はあるような気が…
さて、イカの釣れる時間ですが一体いつがいいのでしょうか?
エギングをしたことがない人にこういう質問を結構受けます。
そういう人たちに僕は必ずこう答えます
時間はあんまり関係ないよ!!
はい。すみません完全素人の答え方です(笑)
僕も初心者なんでなんとも言えませんが、実際時間はバラバラです。
この時間のばらつきについては、データをとって解析していきたいのですがやはり釣れた時間はバラバラです。
夜につれる時もあるし、昼に釣れる時もあります。
でも、あえて時間帯を言うなら『夜に釣れたほうが多い』と回答できますね。
以前、友達と夜釣りに行ったときは、秋イカを多数、コウイカも釣ることができました。
また、キロイカを釣ったときも夜でした。
これは、単純に夜のほうがベイト(小魚)が集まりやすく、イカの捕食意識が強まっているからと考えています。
さらにいうと常夜灯の下のほうが実績は高いです。
一般的に書かれている時間帯はマズメ!!!
よく釣り雑誌や、入門書には「マズメ」を狙え!!と書かれていることが多いです。
実際、釣具店店員も、他の釣り仲間もマズメ時を狙い実績をあげている人が多いように思えます。
ちなみにマズメとは、日が昇ったり落ちたりする時の辺りが薄暗くなったような時間帯いいます。
「朝マズメ」、「夕マズメ」とあります。
このマズメについては他の釣りでも釣果が上がりやすい時間となります。
個人的見解(初心者目線です)
エギングをやっていて特に確定して釣れる時間はないように思えますが、一つ気にかかることがあります。
それは「イカはある一定の時間になるといきなり食いついてくる」といった点です。
経験則なので根拠もなにもないですが、同じ釣り場にいた人たちが一斉に釣りあげるというような行動を何度も目にしています。
とくにコウイカはそれが顕著です。現在データーをあつめていますがまだ数が少なくなんともいえません。
しかし、こういう事例もあるということを頭に置いておいてください。
ちなみに時間帯をざっくりいうと、俗にいう『上げ七分下げ三分』というやつです。言葉の意味についてはリンクを貼っておきますので確認してみてください。⇒ 『上げ七分下げ三分』
夜の常夜灯の下!潮は上げ七分下三分がベストなんだね!!
影響してくる環境要素!!
次にエギングに影響してくる環境要素を見ていきましょう!!
風
風はエギングにおいてもっとも厄介な存在です。
風はエギのフォール体勢(エギが落ちていくときの体勢)にモロに影響します。
後述しますが、イカは賢い生き物なのでエギのフォール体勢が悪いと警戒します。風は糸を煽り、このフォール体勢をもろに崩します。本当に釣りたいのであれば風がない日に行くのがベストです。
ちなみに風速をみるアプリは現在[Windy]を使用しています。
割かし正確な風速を表してくれていると思います。
流れ
流れもまた風同様に厄介な存在になってきます。流れはエギで探りたい範囲を阻害し、うまくコントロールすることを防ぎます。
特に当て潮は最も厄介なので、初心者はなるべく流れのない湾内を選ぶのが最善策でしょう。
また、秋イカは流れから逃げるため湾内で身を守っています。湾内だから釣れないということはないので安心してください。
岩礁・藻
岩礁・藻は魚たちにおいて好都合の住処です。つまりこの周辺では必然的に釣果はよくなります。
イカもしかり、この辺での釣果はいいのですが、問題なのは根掛です。
これにいたっては避けては通れない道です。釣り場に詳しい人や、釣具店の店員に聞いて海の深さや海底の構造に関する情報を得るといいでしょう。
また、安いサーチ用のエギで様子を見るというのもありです。しかし安いとはいえ環境にもお財布にもわるいのでなくしすぎないように注意してください。
季節は秋!風のない日に、流れのない湾内をせめるといいね!!海底の情報はしっかり収集して!
さて!現場の情報収集だ!
ここまで、実体験を通じてのこちらかの情報発信でしたが、次はこれを読んでくださっている方々が自ら情報収集に行く盤です。
これから、僕が行っている情報集の方法になるので真似をしてみてください。
釣具店情報を確認
釣具店では最近の釣果情報一覧を公開している場所が多いです。まずはこれを確認しましょう。
これは一番リアルタイムの情報になるので、どこで何が釣れているかすぐに確認することができます!!
これは情報が少ないですがサイトからも確認できると思いますので、是非最寄りの釣具店の店舗情報を確認してください。
墨を探そう!!
さて、釣具屋で情報収集したなら、次は現場調査です。
この作業は実際に釣りをする際でもいいですが、危険や労力を考慮してなるべく事前に明るいうちに行うことをお勧めします!!
僕は近くに海があったので、勉強の合間をみてこの作業に出向いていました。
とりあえず実際現場に着いたらまず足元を確認してください。
他の魚と違いエギングは釣れる場所が分かりやすいです。
足元のコンクリートに墨の跡があれば、それはそこで過去に実績があったという証明になります。
つまりその付近にはイカが存在できる環境があるという裏付けにもなるのです。
さらによく観察してみると、墨が多いところと少ないところがあります。
多いところは、実績が多いということに繋がります。
地元民に尋ねる
さらに深く知りたいという方は、地元民に尋ねてみるといいでしょう。
地元民はそこの地形のプロ。どこで誰が何をあげていたとか、どの辺は危険、どこは立ち入り禁止とかいうのを結構丁寧に教えてくれます。
特に、現地でもよく釣りをしている方や、年配の方はめちゃくちゃと言っていいほど情報をくれます。
この情報収集法はどの釣りにとっても肝となってくるので迷惑のかからない程度にマスターしていてください。
1部まとめ
ここまでお読みいただいた方ありがとうございます。
そしてお疲れ様です。
実際この方法を意識するようになってい釣果はでるようになりました。
現在もここで書かせていただいた方法は意識しています。
さて、次は道具の選択、そして実践になります。
とはいっても、プロみたいに難しい技を披露できるわけでもなく、道具の選定もややこしいものではないので、もしよろしければ2部もご覧ください。
では!2部でお会いしましょう!
~本日のまとめ~
・種類とサイズは選ばないマインド!
・アオリイカは岩場藻場、コウイカは砂地を好む
・秋がおすすめ
・時間は夜!!できれば常夜灯付近!
・風・流れは少ないほうがいい。障害物は避けては通れない!
・釣具店からの情報収集、地元民からの情報収集、墨の有無の確認を行う!
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