どうもよゐこパンダです。
最近、アウトドアに興味を持つ人が男女年齢問わず多くなってきたように思えます。
その背景には、アウトドア製品が比較的安くなってきたことやSNS、YouTubeなどのメディアの影響により比較的参入のハードルが低くなってきたというのがあると考えております。
キャンプ、登山、カヌー…とたくさんのアウトドアがありますが、僕はその中でもまず釣りをオススメします。
なぜなら釣りはアウトドアの中でも比較的とっつきやすい部類に入るからです。
また釣りは、釣り方と場所さえ選べば、比較的少ない体力で短時間で成果を上げることができます。
とはいうものの
「確かに釣りをやってみたいけど道具選びとかのハードルが高そう」
「これから釣りをしたいけど、何釣りがいいのか分からない」
そんな疑問を抱いたまま、結局踏み出せずに終わってしまう人も結構います。
ちょっとまったーーーーーーーーーーーー!!!
ここで実行せずにやめるのはもったいない。というか僕が悲しい!!
そんな釣りを始めたい人達のために、今回は「初心者にオススメの釣り」を3つ紹介したいと思います。
是非参考になればと思います。
初心者にオススメの釣りって?
結論から言うと初心者にオススメの釣りは下記の3つと思っています。
①サビキ釣り…ド定番の釣り。価格も最安値で数も釣れる!
②穴釣り…危険を伴うが、釣れる可能性は高く大物がかかりやすい!
③ちょい投げ…キャストの技術を練習できなおかつ美味い魚が狙える!
はい。個人的感想としてはこれらの釣りが初心者が手を付けやすい釣りと思っています。
では、それぞれがどんな釣りなのかこれから一つづつ解説していこうと思います。
初心者にオススメの釣り3選
①サビキ釣り
オススメ度:
仕掛け難易度:
釣れやすさ:
対象魚:アジゴ、サッパ、コノシロ、イワシ、クロ、ボラ、その他いろいろ…
評価理由:まず釣りの楽しさをしるにはサビキ釣りでしょう。価格もやすく参入のハードルは低いです
まずは、ド定番『サビキ釣り』になります。
サビキ釣りは、オキアミというプランクトン様の餌を解凍し、専用のかごに詰め水中に投入。その後海中で散ったオキアミを食べに来た魚を、サビキ針というオキアミを模した擬餌針でひっかけて釣るという釣り方です。
言葉にすると難しいのでサビキ釣りの様子を引用してきました。
この釣りを初心者にオススメできる理由として、そのハードルの低さがあげられます。
サビキ以外の釣りは、ロッドやリール、そして仕掛けなどのタックルをある程度自分で選定しないといけないことがほとんどなのですが、このサビキ釣りに関しては釣り場ですぐに始められる「サビキセット」なるものが低価格で売られているのです。
リール・竿セットで500円~2000円、サービスのいいものだと水汲み用バケツや溶かし網、そして仕掛けも一緒について1000円程度といったものもあります。
こういった点から、釣りを趣味としてスタートしたい方にはまずは「サビキ釣り」をおすすめします。
さらに、サビキ釣りの利点として「比較的釣れやすい」といった点があげられます。
サイズは小さいですが、アジゴですと釣れる時は1日で100匹近くは釣れます。
また釣り場が比較的安定した防波堤で行えること、根掛(水中の障害物に針が引っかかる)が少ないこと、さらにいえば予想していなかった大物がかかる場合もあるので、接待釣りやデート釣りにはもってこいの釣りといえます。
またお子さんの最初の釣りや、ファミリーフィッシングにも向いていると思うので是非釣りを始めたい方は「サビキ釣り」を始め、思う存分釣りの楽しさを知ってください。
さて、こう見るとメリットばかりのサビキ釣りなのですが、デメリットはないのでしょうか?
ええ、あります。
唯一のデメリットは、「臭くなる」「汚れる」というところでしょうか。
サビキ釣りは本当に汚れます。学生の頃はマネーもなく、とりあえず釣りたいばかりでしたので、汚れは気にせずバンバンサビキ釣りをしていたのですが、大人になるにつれてそれがどうも気になるようになり現在はサビキ釣りから離れてしまいました(汗)
こうみると最悪な欠点のように思えますが、実は最近は「ブルーベリーの匂いのオキアミ」や「餌掬い機」のようなものもうっているので、昔に比べ匂いや汚れに気を使うこともすくなくなったでしょう。
まあ、なにはともあれ、釣りの楽しみを存分に楽しみたいならまずはサビキ釣りがおすすめです!!
【サビキ釣りに必要なもの】
- ロッド
- リール(糸付き)
- サビキ針(サイズ、数量はお店の人と相談しましょう)
- 水汲み用バケツ
- タオル
- サビキカゴ(コマセカゴ)
- オキアミ
- クーラー
- ハサミ
- フィッシュグリップ
- ビニール袋
②穴釣り
オススメ度:
仕掛け難易度:
釣れやすさ:
対象魚:カサゴなどの根魚全般
評価理由:足場という危険を伴うことからオススメ度は4にさせて頂きました。
次に「穴釣り」になります。
穴釣りとは消波ブロック(俗にいうテトラポッド)や岩の間に餌を落とし、その隙間に棲んでいる魚(いわゆる根魚)を狙った釣りになります。まずは「釣りよかでしょう」さんの動画を参照しましょう。
こちらもサビキ釣り同様にセットが売っている場合が多いですが値段は若干サビキセットよりも高い気がします。
サビキ用の竿で応用できないこともないですが長さや太さがあるので少々使いにくいかもしれません(僕らが子供のころはサビキセットで穴釣りをしていました)。それに比べ穴釣り用の物は、長さなどが穴釣りに合うように設計されているので比較的釣りやすくはなっていると思います。
さて、この穴釣りを初心者にすすめる理由としては、参入のハードルが低いという点にプラスして比較的大物が釣りやすいといった点があげられるからです。
まず、最初に書いたようにセットが売っていることが参入のハードルをそれなりに低くしています。
また、仕掛けも簡単で、道糸にリーダー(なくてもOK)を結びその先端にブラクリとよばれる錘付き針を括り付けるだけという至ってシンプルな仕掛けでOKなのです。(僕が学生の頃は、針に直接ラインを結び、途中にガン玉を噛ませるという姑息なやり方で釣りをしていました。今となってはいい思い出です。)
ここまでは単純に参入に対するメリットなのですが、それとは別にこの釣りの大きなメリットとして「予期せぬ大物が釣れる可能性が高い」といった点があげられます。
例えば[キジハタ]などがいい例でしょう。
キジハタは夏になると岸際によって来る大型の根魚なのですが、場合によってはこれが釣れる時があるのです。
また[アラカブ]や[メバル]といった美味で引きの強い魚も比較的簡単に釣れます。
余談ですが、僕が最初に穴釣りで釣った魚は[クジメ]と呼ばれるアイナメを小さくしたような体型の魚です。当時、根魚を釣ってみたくて、ブラクリを投げて海底に沈めるといった手法(本に載っていた)で狙っていましたが、根掛ばかりで全く釣れませんでした。
そんなとき、若干いじけ気味でテトラの下に餌を落としてみると「ググッ!!!!」とサビキでは体験したことのない大きなアタリが!!引き上げてみるとクジメちゃんでした。
「こんなに近いところでつれるんだ…うおっしゃーー!!(魚だけに)」
って当時すごく感動したのを覚えています。
はい。調子乗りました。
さて、ここまでつらつらとメリットを書いてきたのですがデメリットはないのか?という疑問が当然ながら飛び交ってきます。
ありますよ(笑)
この釣りのデメリットは「危険度が高い」「虫を使用する」といったデメリットでしょうかね。
まず危険度に関してですが、穴釣りは基本足場の悪いテトラ帯や岩場をフィールドとした釣りになります。
いうまでもなくそれがどんなに危険な釣りか想像できるはずです。
滑らせて穴に落ちたら一たまりもありません。
子供にさせる釣りや、ソロで行う釣りとしては非常に危険です。
しかし、これからハードに釣りを趣味にしていくのであればこのリスクは避けては通れません。
安全のための装備をしっかり着用して、徐々に慣れていくようにしましょう。
次に虫に関するデメリットです。こちらは虫の苦手な方にとっては非常に困った問題となります。
まず、使用する餌は「ゴカイ」というミミズ様のうねうねした餌になります。
このゴカイは口から針を通して使うわけですがまあ何といってもその光景が残酷。
そしておそるおそるやっていると、必死になったゴカイが嚙みついてきます(痛くはない)。
さらには、千切れたり汁を吐いたりと、虫嫌いにとっては地獄絵図のような光景になるのは間違いありません。
しかし最近ではゴカイを手で持てずに済むような道具も発売されていますし、ゴカイをモチーフにしたワームも売られています。
他にも、ヒロキューからはPOKEBEITなる便利な餌も発売されていますし、イカの塩辛やグミでも釣れたという話もちらほらききます。
こう見ると釣り業界でもデメリット対策は結構行われているようですね。
まあ、デメリットもありますが大物が釣れる穴釣りは初心者にオススメの釣りといえます。
【穴釣りに必要なもの】
- ロッド
- リール(糸付き)
- ブラクリ(おもり付き針)
- 針(ブラクリ針部分代用)
- ガン玉(ブラクリおもり部分代用)
- リーダー(なくてもOK。ラインがPEなら必須)
- ゴカイ等の生餌(イカの塩辛や代用できる餌ならOK)
- クーラー
- タオル
- ビニール袋
- ハサミ
- フィッシュグリップ
③ちょい投げ
オススメ度:
仕掛け難易度:
釣れやすさ:
対象魚:ハゼ、キス、コダイ等
評価理由:他2つに比べ仕掛けが複雑なのとキャスト時のリスクを伴う観点よりこの評価に
最後に紹介するのは「ちょい投げ」になります。
こちらは、投げ釣りをより簡素化したもので、「ちょっと沖をねらって釣ってみよう!」というのがこの釣りのコンセプトとなります。
この釣りも初心者にオススメできる釣りのひとつで、やはりセットの釣り具が売られているなど、参入のハードルの低さがあげられます。
ちょい投げは、天秤という道具を使用します。天秤は仕掛けが長い時に間にかませるクッション?のようなものです。
これが無ければ、長い仕掛けは投げた際の空気抵抗と海中の水圧によりぐちゃぐちゃになってしまします。
またこの天秤には錘をつける場所があり、投げる時に必要な重さを担う役目にもなってきます。
さて、この釣りを初心者にオススメする理由としては、ハードルが低いというメリットのほかに、[シロギス]や[ハゼ]等の高級魚が狙えるといった点や、キャストの練習ができるといった点があげられるでしょう。
サビキや、穴釣りは落としメインの釣りですが、この釣りは飛距離とキャストの正確性が求められます。かといって本格的な遠投は必要ないので、これから投げ釣りを極めたいという人にとってはまず歩むべき道の一つであるといえます。
最初から、ガンガン投げる投げ釣りに入ってもいいですが、投げ釣りの道具は非常に高額かつ、投げ方を間違えると周囲に危険を与えます。まずは、ここで練習してから…というのも一つの手でしょう。
ちなみに僕は、今回紹介した3つの釣りの中ではこのちょい投げ釣りが一番苦手です。
理由としては、天秤ありにしても仕掛けが絡む場合があるからです(単に下手なんです)
とはいえ、多くのキスやタイなどを仕留めているのも事実。こういった点でもちょい投げはオススメできる釣りなのです。
さて、ちょい投げのデメリットは?
これも、まず虫があげられるでしょう。特に投げ釣りの対象魚は、根魚と違い餌となる虫には敏感なように思えます。
例えば、場所によって喰いつきのいい虫があったり、ワームへの反応が薄かったりです。
こうなってしまうと、②の穴釣りで紹介した虫餌地獄絵図は避けては通れません。
さらに、仕掛けがやや複雑なこと、そしてなんといっても周囲に対する危険が最大のデメリットではないのでしょうか?
キャストする際は、毎回後方左右前後確認を心がけてください。大事故に発展する恐れもあります。
このようにデメリットが比較的多いちょい投げですが、キャストや虫エサはいずれ必要になってくると思います。
そのための練習として行う分にはかなり、オススメできる釣りと思います。うまくいけば、美味しい魚を数釣りできますし!!
【ちょい投げに必要なもの】
- ロッド
- リール
- キス用仕掛け
- 天秤(種類あり)
- おもり(ロッドの性能に合わせましょう)
- クーラー
- ハサミ
- ビニール袋
- フィッシュグリップ
- タオル
まとめ
以上がこれから釣りをはじめたいという初心者にオススメできる釣りになります。
僕は紹介した3つの釣りの反復作業を行い釣りのスキルを蓄積してきました。
「サビキ釣り」⇒釣り本来の楽しさを知り、工夫することや結び方等を知る。
「穴釣り」⇒危険予知能力を高め、さらなる高みをめざす。魚のいそうな場所を学ぶ。
「ちょい投げ」⇒キャスト能力、そして周囲確認力をつける。
紹介した釣りは今後派生していく釣りの基礎となってきますので、是非これらの釣りから初めて釣りという趣味に楽しさを見出していきましょう。
最後に…
これ以外にもたくさんの専門的な釣りがあります。
もちろんそこをスタート起点にするのもありと思います。
今回紹介した釣りは、あくまでも釣り本来の楽しさや危険を知るための釣りとして個人的な経験則に基づいて紹介させていただいた釣りでもあります。
「ブラックバスがやりたい」
「エギングがいい」
と思う方は是非そちらから始めた方が楽しいしやる気が出るかもしれません。
釣りに順序はありません。楽しいと思えれば正義!!
まだまだ僕も初心者なのであまり大きいことは言えませんが、とりあえずお互い頑張っていきましょう!!
では!!!
安全とルールと楽しさ最優先で、楽しい釣りライフを!!
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