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白蛇の神社『白龍神社』へ!可愛い白蛇と衝撃の事実!

どうも。

よゐこパンダです。

前回宮崎のカレー倶楽部ルウの記事を書きましたが、今回はその帰路でたまたま見つけた白蛇の神社『白龍神社』について書いていきたいと思います。

前回の記事はコチラをご覧ください↓↓

さて、今回この帰路にみつけた白龍神社なんですが、すごかったですよ…

もう本当…いろんな意味でここに来てよかったなって感じです。

この日はルウ王子に会えたこともあり非常に濃い経験ができた運のいい日でした。

では、『白龍神社』について書いていきます。

目次

白龍神社と白蛇

まずは白龍神社について書いていきます。

白龍神社とは?

白龍神社は宮崎県都城市にある、白蛇を御神体とする神社のことです。

白龍の指すように、白蛇を模したしめ縄やグッズが確認できる他、御神体である巨大な白蛇も拝見することができます。

現在はコロナの影響で以前より蛇に触れることは難しくなっていますが、それでもお土産やお守りを買うと白蛇を手に乗せることができ非常に面白いです

巨大な白蛇さまからパワーをもらえること間違いなしでしょう。

白蛇とは?

白蛇は日本に生息する蛇の総称で、古来より神聖なものとして崇められています。

その正体はアオダイショウのアルビノ。

なかなかお目にかかることは難しく、その美しい姿もあり、縁起物として名高いです。

たまにペットショップなどで確認できますが、値段も8万円からと、同じく白色に近いコーンスネークのスノーよりはるかに高く、この白蛇がかなりのレア種であるということが分かります。

野生のアルビノは特に珍しいので、神聖なものと崇められてもおかしくないですね。

実際に白龍神社に行ってみた

実際に白龍神社に行ってみたので、記録を残しておきたいと思います。

熊本への帰路『白龍神社』の看板を発見

宮崎県都城市、国道221号線を走行中『白蛇さま』の看板が目につきました。

大の爬虫類好きの僕。こんな看板みたら絶対行ってみたくなるもので、急遽進路を変更し、白龍神社の方面へ向かってみることにしました。

白龍神社への道は決して大きくはないが狭すぎることもなく、まあまあ通りやすい道でした。

一ついうならば、神社手前の林道は杉林が鬱蒼としていて少し不気味。

その林道をこえると明るく開けた場所にでるのですが、正直ここが一番違和感を感じます。

お土産屋と思わしき建物が数軒連なっているのですが、どこもシャッターがしまっています。

まるで、かつて賑わっていたといわんばかりのその雰囲気。怖いな~とは思ったものの、少し進むと大きな駐車場が確認できました。

人をポツポツ確認できたので…

駐車場へむかっていると、神社の方から結構な数の参拝客が出てきたのを確認しました。

さっきまでの荒廃具合はなんだったのかと言いたくなるくらいの人影を確認できたので少し安心。

少し小高い山の方に朱色の手すりがみえます。(※写真は下記ブログからの引用になります)

<引用:神社探訪 狛犬見聞録・注連縄の豆知識

なんだか中国の寺院みたいなその神聖な雰囲気に感動。

しかし駐車場から結構登らないといけないんだな…と少し億劫にもなりました。

さて駐車場に停めて、神社に訪問してみます!

白龍神社は意外と小さい?

駐車場に車を停めると、すぐ近くに小さな鳥居を確認することができました。

その鳥居の向こうから白蛇のぬいぐるみを抱えた老夫婦がでてきます。

『白龍神社』

思ったより小さいです。

結構こじんまりとした神社なのでしょうか?

とここで少し疑問に思いました。先ほど小高い丘の上に見えた朱色の手すりは何だったのだろうかと?

あの朱色の手すりまでは結構距離があったような。

それにあの位置に手すりがあるとしたらかなり巨大な神社なはず。

しかし、白龍神社は駐車場の目の前にあるしそこまで大きくなかったのです。

まあ主要神社の敷地内に、別の神様を祭るのはよくある話で、この白龍神社もその類の神社であると感じました。

きっと、この白龍神社の横道をぬければ別の神様が奉られている場所にでるのだろうと…それが先ほど見た朱色の手すりの先なのだろうと…

念のため地図を確認。

ここで再び「ん?」と。

白龍神社に来たはずなのに、地図上では霞神社の表記が…

なんだこれ??

『霞』とは、空気中に浮遊するごく小さな水滴・ちりなどのために,遠くのものがはっきり見えなくなる現象や霧などを指すようで、もしかしたら僕は今存在しない不思議な神社の近くにいるのではないか?と思い凄いワクワクしました。

これは…

凄い冒険の匂いがします!

とりあえず目的の白龍神社へ

白龍神社のしめ縄。

これよく見ると蛇なんですよね。

ほら!

この形はまさに蛇の交尾の形で、これが後にしめ縄に発展していったのだとか…

素晴らしいです。

看板。どうやら白蛇さまに触れることができるらしいです。

爬虫類好きの僕ですが、いままでアオダイショウのアルビノに触れたことがなかったので本当に胸が高鳴ります。

本堂と巨大で美しい白蛇!しかし…

さて、神社の中に入ると、奥の方に巨大な水槽が。

その前に賽銭箱があり、とりあえず賽銭を投入します。

『世界が平和になりますように(仮)』

と拝み、さっそく水槽を見ることに!

水槽のお地蔵様の影にいました!白蛇!

か、可愛い!

そして、足元にも…

か、かっこいい!

神社の方に話を聞いてみると、どうやら最初に見た可愛い方は女の子で、後にみたカッコいい方が男の子のようです。

なるほど~~~。

と思ったと同時にどうも得体のしれぬ違和感が僕を襲ってきました。

なんなんだろう。この感覚…

以前同じような感覚をどこかで感じたことがある。

う~~んどこだろ。

確か、九州レプタイルだったかな?

九州レプタイルとは毎年春と秋に福岡県で行われる爬虫類の祭典のことです。

各都道府県のブリーダーたちが珍しい爬虫類を持ってきて販売する、所謂爬虫類の即売会。

そうだ。

確かこの九州レプタイルで、ソメワケササクレヤモリのアネリというモルフ(色)を購入しようと思った時の感覚と似ているぞ。

プリンカップに入った小さなソメワケササクレヤモリの姿を思い出します。

「これはソメワケのノーマルですよね?」

「いいえ、アネリです」

そんな会話のシーンが今ここで頭の中に蘇ります。

でもなんでだろう?

なぜここにきて九州レプタイルの記憶がよみがえるのだろうか?

そしてこの違和感は何?

おそらく爬虫類と対峙した時、僕の脳内は楽しかった九州レプタイルに置き換えられるのだろう。

そう言い聞かせ一旦この場を納めました。

蛇を象った御守りがたくさん!すごいぞ白龍神社!

白蛇さまを拝見した後は、神社内のお守りが気になるところです。

この白龍神社は、白蛇さまを奉るだけあって、お土産が蛇を象ったものばかりです。

蛇のぬいぐるみや、ヘビ革の財布までどこも蛇尽くし。

これ可愛くないですか?

白蛇のガラス細工です。

これは白蛇の置物ですね!

さらにはアマビエのおみくじまで…

オカルト好き、そして爬虫類好きの僕からみたらもう最高の神社です!!

これは白蛇様のしめ縄として意匠登録している写真のようです。

よゐこパンダ

すごいですね!爬虫類好きの僕からしたらかなり楽しいです!

管理人さん

よかったです!白蛇様もよろこんでおられます!

よゐこパンダ

よかった!ちなみにこの白蛇さまはこの辺にいたのですか?

管理人さん

いえ!もとは鹿屋にいました。その白蛇様が子供を産んで、今のこの子達に至ります!

よゐこパンダ

おお!なんか素晴らしいですね!

管理人さん

御守り買ってくださればそのお守りの上に白蛇をのせて厄払いできますよ!

よゐこパンダ

まじか!では置物かうのでお願いします!

1000円の白蛇の置物を購入することにしました。

この手の置物は九レプでかうと2000円はいくので結構お得と感じます。

まあ趣旨が違うんでなんともいえませんが、とりあえずお守り兼部屋の置物として購入しました。

すると、管理人さんが水槽から白蛇さまを取り出し、別のゲージに移しました。

いよいよ厄除けが始まるようです。

白龍神社の白蛇さまによる厄除け

さて別のゲージに移された白蛇さま。いまから厄除けが始めるようです。

管理人さん

では、まず財布を置いてください!そしてその横にさっきの置物を置きます!

よゐこパンダ

はい!

管理人さん

何年生まれですか?

よゐこパンダ

平成元年です!

管理人さん

今年が厄年ですね!では厄払いをしましょう!他に自営業ですか?

よゐこパンダ

自営ではないですが、副業で稼げないブログを書いてます!

管理人さん

では、そのブログが稼げるようになるように繁栄の願いも込めましょう!他にもなんか願いがあれば是非強く念じてください!

よゐこパンダ

なんかしらんけどめっちゃ願い叶えてくれるやん!

財布と置物の上に白蛇さま。

そしてその上に2枚のお守りをのせてもらいいよいよ厄払いが始まります。

蛇がかっこよく美しい。

かなり凄いオーラを感じます。

管理人さん

ではいきます!強く念じてください!

よゐこパンダ

富・名声・力この世のすべてが手に入りますように!

管理人さん

白蛇さま。どうかこの方の願いが叶うようお願いします。
そしてこの方の商売が繁栄しますようお願いします。
そしてこの方に厄が降りかからないようにお願いします。

強く念じます。

と同時に、当ててある手からこちらに向かって電撃のようなものが飛んできたように感じました!

うおおおおお!

こうして白蛇さまの儀式は終わります。

終わった後、可愛らしいつぶらな瞳で白蛇さまがコチラを見てきます。

ありがとう!!

こうして、白龍神社での厄払いを終え念願の白蛇さまにも触れることができました。

さて、このまま帰ろうとおもっていたのですが一つ気になることを忘れていたので聞くことにします。

よゐこパンダ

ありがとうございます!あ、そういえば一つ気になることが…

管理人さん

どうされましたか?

よゐこパンダ

霞神社ってなんですか?白龍神社に来たはずなのに地図上では霞神社になっているんですよ!

管理人さん

あ、その神社へは横から入れます。

よゐこパンダ

そこは白龍神社と関係があるのですか?

管理人さん

そちらには白蛇の神様の本体が奉られています。

よゐこパンダ

なるほど。こちらが白蛇の生体を奉り、霞神社の方が白蛇を象った神様が奉られているということですね!

管理人さん

そういうことです!ちょっと遠いですがもしよければ足を運んでみてください!


どうやら、霞神社はこの横の道からさらに登ったところに実際に存在するらしく、そこには白蛇さまを象った神様が奉られているそうなのです。

なるほど。

となると下から見えた朱色の手すりは霞神社に続く参道だったのか!

この土地は白蛇にゆかりがあるようで、白龍神社も霞神社も白蛇さまを神様としているそうです。

このまま霞神社を目指してもよかったのですが、少し遠くなりそうなので今回はやめにしました。

地図上に表記されている霞神社、そして朱色の手すり

いろいろなものがここにきて分かり、かなりスッキリしたのですが、どうしてもまだモヤモヤがのこっているような…そんな気分でした。

あの時感じた違和感の正体!白龍神社の衝撃事実!

さて、白蛇神社で厄を払ってもらった僕。

地図上の霞神社、そして朱色の手すりの謎は解けたのだが、どうしてもまだ心の奥そこに残っている違和感が残あるのです。

奥歯に物が挟まったようなこの違和感。頭をよぎったソメワケササクレヤモリ…そして調べていくうちに衝撃の事実が発覚したのです!

帰宅と写真整理と得体のしれない違和感

熊本に戻り、旅の締めとして居酒屋でノンアルを決めた後、家に帰って写真整理をしていました。

ルウ王子の写真、熊襲の穴の写真、そして白龍神社の写真…

どれも微笑ましい旅の思い出だったのですが、白蛇さまの写真をみたとき再び強烈な違和感が僕を襲います。

LINEで動物好きの後輩に写真を送り尋ねます。

「なあ?この写真みてなにか違和感かんじない?」

後輩「うーん。なんでしょうね。1ついうとしたらあれじゃないですか?蛇の目!」

蛇の目。

そうだ!それだ!

そうなんだよ…

この白蛇さま…

目 が 黒 く な い か?

動物に詳しい人はおそらく分かると思いますが、アルビノ種は色素が抜けるので目が赤くなる傾向にあるんです。

もしかしてこれは?

蛇の文献を調べていくとこの白蛇さまの正体が明らかになりました!

その正体は何と…



テキサスラットスネーク リューシー



大事なことだからもう一度言うね!



テキサスラットスネーク リューシー!!!




テキサスって…

鹿屋の設定はどこ~!!!

なるほど…

違和感の正体。これだったか。

爬虫類好きで以前愛玩動物飼養管理士までとった僕。

動物を勉強し、以前は爬虫類の祭典によく出向いていました。過去の僕だったらすぐに気づいていたでしょう!

しかし最近出向いてなかったので衰えていたのでしょう…この白蛇さまがテキサスラットスネークだということに気づかなかったのです。

その代わり感じ取れた微妙な違和感。

そして白龍神社で頭をよぎった九州レプタイルでのシーン。

「これはソメワケのノーマルですよね?」

「いいえ、アネリです」

「うーん…なんかノーマルっぽいよな…」

あの違和感はそうだ…モルフを疑う時のあの違和感だったんだ。

はい。

ということで、厄を払ってくださった白蛇さまは、アオダイショウのアルビノではありませんでした。

霞神社と白龍神社の過去

ここからは霞神社白龍神社の過去について解説したいと思います。

かつてあの土地には白龍神社は存在しなかったそうで、白蛇を奉る霞神社のみが存在していたようです。

霞神社はかなり有名な神社らしく各地から参拝客がかなり来ていたのだとか…

しかし、そんな時事件が起きます。

霞神社への参拝客が少なくなってきたのです。

不思議に思った霞神社が調べてみたところ、その原因は参道にあるお土産屋であることが分かりました。

そのお土産屋は白蛇を見世物にしているお土産屋で、お賽銭箱も設置していました。

参拝客は『霞神社に登るのめんどくさいからここでいいや』と思ったんでしょう。

この白蛇にお参りをし、霞神社に参拝することなく帰宅していたのです。

これに怒った霞神社はこのお土産屋を裁判にかけることにします。

こうしてお土産屋は姿を消すことになります。

もしかしたら、それが最初に見たシャッターの閉まったお土産屋であったのかもしれません。

さて、その後お土産屋は消えましたが、なんとあろうことか霞神社の入り口の真隣にある神社が誕生しました。

それが『白龍神社』

しかもその神社の管理人は、かつてお土産屋で働いていた人なんだとか!

なんというか…逞しすぎるだろ!

ちなみに白龍神社は正面から見て左、そして霞神社は正面からみて右にあります。(※画像は撮ってなかったため下記ブログからの引用になります

<引用:日々、豊かな暮らしを♪

霞神社は今でも白龍神社に怒っていて看板も設置しています。

<引用:霊感なきスピ男子のブログ

これが、この二つの神社の全てのようです。

皮肉なことに、霞神社は白龍神社によって本当に霞んだ神社になっているようです。

ごめんね!霞神社!今度は絶対お参り行きます!

白龍神社に対しての個人的感想

いや、なかなか面白いと思います。

こう過去が分かればもうネタみたいになりますよね。

とはいえ、個人的には白龍神社に対して怒ってはいません。

むしろグッズは安い方ですし、お払いの方も頑張ってくれてるんで、ありがたいばかりです。

まあ、でも「騙された」って思う人はいると思いますんで、白龍神社をお参りするにあたっての心構えをここに書いておきます。

・動物信仰としては有り

・いかなる動物でも信仰されれば神化すると思う

・白蛇グッズは可愛くて安い

・動物好きのアトラクションと捉えよう

これらのことを考えればかなりお得であると感じます。

1000円でグッズも手に入るし、厄払いもしてくれるし、テキサスラットスネークと写真が撮れる。

十分でしょ。

でもまあ、白龍神社さん…

霞神社さんといざこざ起こさないようにがんばって運営してください!!

感想

はい。

というわけで、白龍神社冒険してきました。

なかなか白蛇を扱う神社ってないからかなり面白い経験になりましたね。

白龍神社の過去や、霞神社の関係もかなりグレーな内容ですが知れてよかった。

冒険してるといろいろあるなぁ!!

というわけで、白龍神社さん本当にありがとうございます!

霞神社さん!今度絶対お参りいきます!よろしくお願いします!

では!

【アクセス】

名前:白龍神社

住所:〒889-4506宮崎県都城市高崎町前田1781-40

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