どうも。よゐこパンダです。
先週、先輩方と一緒に熊本県にある木郷滝自然つりセンターにて、渓流釣りを体験してきたのでここに記していきたいと思います。
もし、お時間いただけるのであれば読んでいただけると幸いです。
木郷滝自然つりセンターって?
木郷滝自然つりセンターは熊本県高森にある、ヤマメやイワナ、ニジマスなどをメインとした渓流釣りが体験できる管理釣り場になっています。
管理釣り場って何?
管理釣り場とは、河川の一部や人工的に作った池などに魚を放流し、釣りができるように運営側が管理している釣り場となります。木郷滝自然つりセンターも管理釣り場の一つです。
釣り堀と似ていますが、管理釣り場の場合川の一部を管理していたりとより自然に近い形で釣りを楽しむことができます。
また、本格的な渓流と違い、危険を冒すことなく比較的安全に釣りに集中できるといった点も挙げられます。
初心者のかたで、どうしても魚を釣ってみたいのであれば、安全で釣りに集中しやすい管理釣り場がオススメと言えます。
ただし管理釣り場は料金がかかります。
まず、その川を使用する際に必要な遊漁券が必要になってきます。
こちらは木郷滝自然つりセンターでは遊漁券を貸し出しという形で支給してくれます。料金は500円。もちろん帰り際にこの遊漁券を返さなければなりません。返すことができなかったら500円は没収されますし、返したのであればお金は返却されます。
また、管理釣り場ではそれプラス入場料が必要です。これは釣り堀の入場料みたいなもので、運営側に支払うお金となります。こちらは戻ってくることは無いので、こちらの料金が管理釣り場で釣りをするうえでの必要な料金といえるでしょう。
エサ釣りとルアー釣りを選ぼう
木郷滝自然つりセンターでは、エサ釣りとルアー釣り両方が体験できるようになっています。
それぞれの敷地は別に管理されていますので、最初に選択した釣法に沿った場所で釣りをすることになります。途中の変更はできません。
エサ釣りエリア
エサ釣りエリアでは、名前の通りエサを使用した釣りが主な釣法となってきます。
こちらでは、小型の川魚の数釣りができると有名です。
ファミリーや釣り初心者に向いているエリアともいえるでしょう。
僕はまだ利用したことないですが時間があれば是非利用してみたいなと思っています。
料金は大人3900円+遊漁券500円の計4400円、子供(小学生)2800円+遊漁券500円の計3300円となっており時間はどちらも4時間です。
ルアー釣りエリア
こちらはルアーやフライを使った釣りエリアとなっております。
特徴としては、難易度が高い代わりに大きな魚を狙える可能性が高くなります。
釣り慣れしている方や、ゲーム感覚で釣りを行いたい方はこちらのエリアでの釣りがオススメです。
僕らは、勝負がしたかったのでこのエリアで釣りをすることにしました。魚の反応が分かるので面白く釣りの上達にもつながると思います。
料金は大人3900円+遊漁券500円の計4400円、子供(小学生)2800円+遊漁券500円の計3300円となっており時間はどちらも5時間です。
値段は変わらないのでエサ釣りよりも長く楽しみたいのならコチラのエリアがいいと思います。
とはいえどちらも熊本の大自然に囲まれて釣りができるのでいい息抜きになると思います。
エリア名 | 入場料 | 遊漁券 | 時間 |
---|---|---|---|
ルアー釣り場 | 大人3900円 子供2800円 | 500円 | 5時間 |
エサ釣り場 | 大人3900円 子供2800円 | 500円 | 4時間 |
熊本市内から高森へGO
熊本から高森へ
さっそく出発になります。
時間は朝10:00。菊陽の山本釣具店に集合しました。
そこから高森方面に車を走らせること1時間と少し…
山の中に木郷滝自然つりセンターは見えてきます。
管理釣り場とはいえ、見た目はきれいな川。熊本の渓流の一部を使用しているだけあります。
料金を払ってルアー釣り場へ
木郷釣センターの受付で料金を払います。
僕らが選んだのはルアー釣り!
入場料3900円と遊漁券500円の計4400円を受け付けで払い、いざ出陣です。
さて肝心のルアー釣り場ですが、エサ釣り場から車で少し上った所に位置しています。
このようにエサ釣り場とルアー釣り場は分かれているので注意してください。
ちなみに受付にはこのようなターゲットとなる魚のポスターがあります。
①ヤマメ
美しい色、模様、斑点が特徴。どうやら一番多くいるらしい。
②イワナ
顎がイカつく、色はやや灰色。ちなみに警戒心は最強とされる。
③ニジマス
上記二匹にくらべやや大型の魚。
④幻の巨大ヤマメ
この管理釣り場にていわゆるヌシの部類にはいる魚。通常のヤマメより大きい。
もちろん狙いは「幻の巨大ヤマメ」でしょう!!
釣り開始!ヌシを釣ろう!
ルアー釣り場につくと、さっそく釣り開始になります。
まずはタックル紹介!
今回使用するタックルはこちら。
ABUのZoom Safari。
初めて使用します。こちらは万能ロッドで基本なんでも使用できます。
なんでも使用できるということは特化したものがないということ。そこが唯一の弱点になりますが、コンパクトロッドで万能ということなので所持する価値は十分にあるでしょう。
そしてリールもABU!
リールはAbuGarciaのCARDINALⅢSTX1000S。
安くカッコいい見た目なのに替えスプールが1つ付いてくるという気前の良さ。
この二つは「どこでもなんでも釣り」のためのタックルとしました。
さて肝心のラインですが…何巻いたっけ。すみません。こればかりは覚えていましたが一番万能そうなナイロンを巻いています。
このタックルに最初につけるはこいつ!!
セニョールトルネード!!
この変な見た目のやつが釣れると話題で、さっそくつかってみます。
行ってこいセニョール。
水面を通すとくるくる回転します。まるで寄生虫のようなそれに魚たちは敏感に反応!
でも喰ってこない…
投げて巻く!投げて巻く!
ん?そもそもセニョールってこの使い方であってるよな??
早速調べようとしましたが。木郷滝は熊本の大自然に囲まれた渓流?の中!!
つまり電波入らねぇ…
はい。調べることが困難なので、釣行前に事前練習しておく必要があります。
選手交代!DAIWAのBretton!
ただ巻きを繰り返していましたが反応がなかったので、以前引っかけることのできたDAIWA Brettonに変更します。
こちら、赤金や銀色などがありますが、色は結構影響するように思いますので多数持ち合わせていたほうがいい気がします。
渓流初心者がこんなこというのもおこがましいですが、川の魚はかなり警戒心が強く同じルアーへの反応が次第に薄くなる気がします。こういう時効くのがローテーション。
本当かよ?と思うかもしれませんが、色やルアーをローテすることで面白いくらい興味を示してくれました。
ちなみに最初はBrettonの赤金を使用。この時の反応は最初だけであとは総シカトです!
さらに選手交代!
つづいて登場するのはSmithから出されているトゥイッチングミノールナTR(トラウト)になります。
すみません。こちらの商品は釣れないだろうと思い写真を撮るのを忘れていましたので拝借…
このミノー。ABUのZoom Safariと相性がいいのか、柔らかさを活かしたトゥイッチでめちゃくちゃ小魚っぽい動きを演出してくれます。
これは絶対来ると確信。
水面を漂う小魚を意識しアクションすると…
ほらキター―――――――――――――!
はい。きました。しかもかなりデカい。
しかーし。残念なことが起こる。
なんとタモ入れ直前で引きちぎられました。ルアーのロスト金額分はいいとして、魚本当にごめん。
結局このあとミノーはなく、セニョールかBrettonでの勝負となります。
後半戦へ…果たして釣れるのか?
さて、前半そうそうミノーをロストしかつ魚を傷めつけてしまったよゐこパンダ。かなりの落胆。
しかし時間も少ないので気を取り直してどうにか一尾つりあげたいところ。後半戦ははじまりました。
時合?魚たちの活性が高くなる!
時間は14時過ぎ。釣りを開始して2時間は立とうとしていた時突如変化が起こる。
グググ…
なんと久々のアタックあり!
これは来るんじゃないかな?赤金のBrettonで念入りにせめるもやはり当たらず…
ところがその時前方から声が!!
「お!来た!」
釣ったのは管理釣り場にきていた青年でした。さらにその青年の友達もアタリ!
二人の仕掛けをみてみるとなんと銀色のスプーンを使っているではないか?
というわけでBrettonの銀に変更しキャスト…
すると…
きた!!!!!!
鋭いアタリ!しかし案外軽い。上がってきたのはまあそこそこのサイズのニジマス?でした。
これでボウズのがれ。
あとは緩くやりましょう!!
にしても、やはり時合があるのでしょうか?
この後も何回か体当たりてきなあたりはありましたが、それを境にあたりすらなくなりました。
同行者の情報
さて。僕と別のブロックで釣りをしていた同行者ですが、こちらの一人もニジマスを釣り上げたよう報告にきました。
さらにその同行者いわく先輩が4尾あげていると…
は?
え?
めちゃくちゃうまいです。負けてられない。ここで最後のラウンドに突入します。
最終ラウンド!釣れるのか?
さて、時間もいよいよ終盤へ。
2尾目はつれるのか?ヌシはつれるのか?
怒涛の攪乱タイム!最後はやはり銀Bretton!
さて、先ほどの時合以降まったくもって反応がなくなった僕のブロックですが、ここで再び作戦を変更することにしました。
セニョール⇒Brettonのローテーションor角度攻め。
これを機に再び反応がよくなってきました。
Brettonの銀!やはりこれがいいみたいなので中層を同じペースでただ巻きしていると…
グン!!!!!!
凄まじいアタリが!さらに…
ジー―――――――――ッ!!
ドラグが鳴る!
これはデカいぞ!!
根魚のように潜る鋭いアタリ。どうにかドラグを調整し、タモ入れすることに成功しました。
おお!!でかい!!
つりました!ヤマメ!
サイズは43㎝!おそらくこれがヌシなのか?まあ違うにせよこのデカさはかなりのサイズ。
嬉しいばかりであります。
釣り終了!
釣り終了
最後にヤマメを釣ってから同行者と粘りまくりましたがそこからは全然釣れず終了。
残念でした。
でもまあ、あのサイズのヤマメとニジマス釣れたんならラッキーかな。満足です。
帰りはきちんと遊漁券を返却。
この時に代わりに遊漁券代500円も返却してもらいます。
今回僕らはそのまま帰ることにしましたが、実はこの管理釣り場、台所でさばいいくこともできます。
内臓の処理など早めに済ませたい方は、調理場でさばいて帰りましょう。
捌く道具は借りることができるそうですが、お金がかかるみたいなので持ってくることをオススメします。
ちなみにお持ち帰りの際の氷も、受付で販売しています。なんて便利な…
調理方法を紹介
さて、今回釣った魚はこちらになります。
ニジマスとヤマメ!
にしてもでかい。
ヤマメの顎えぐくないか??
そのまま一匹串焼きなどが美味しそうですがここは部屋の中。できそうにもありません。
というわけで巨大ヤマメは三枚におろしバター炒め、そしてニジマスはトースターで塩焼きにすることにしました。
いやー丸焼きはやっぱ最高ですね。
川魚といえば丸焼きでしょう!!
感想
はい!というわけで木郷滝自然つりセンターのレポとなりました。
感想としては最高の釣り場!その一言に限ります。熊本で渓流釣りを体験したい方はまず最初に訪れてみるべき場所でしょう。比較的安全に大物釣りを体験できる場所なんてそうそうありませんからね。
さて。今回の釣果を友人たちに報告したところ数々の反響がありました。
A「ヤマメじゃなくてイワナをつってくれ」
B「イワナはやっぱり難しいか」
C「イワナのがレア魚だぞ!!」
なるほど。案外この釣り場の主は巨大ヤマメでなくてイワナであるのかもしれませんねぇ。
次回釣行時には必ずイワナを釣って帰りたいと思います!!
渓流において最強に警戒心の高い魚イワナ!釣れるとい~わな!!
では!
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